こんにちは(・∀・)
ってなわけで、
8月の読書部でっす。
【ミシンと金魚】
著者:永井みみ氏
クロサマご所望。
内容:現役の介護支援専門員の方が描く認知症のカケイさんの話。
感想:永井さんがこれまで出会ってきた利用者さんたちの話を聞きたくなりました。
作中より:花はきれいで今日は死ぬ日だ
ギョメイギョジ。
【破局】
著者:遠野遥氏
バクチクの櫻井さんのご子息。
第163回芥川賞受賞作。
内容:男子大学生が主人公。
作中より:ゾンビになったと思えば痛みも悲しみも感じない。
感想:破局ではなく破滅だと思う。
【先生のお庭番】
著者:朝井まかて氏
クロサマご所望。
内容:江戸時代の長崎は出島が舞台。
オランダから来たしぼると先生のお庭番として成長していく熊吉が思わぬ事件に巻き込まれていく。
感想:史実に沿った歴史小説は面白い。
「シーボルト事件」
【両手にトカレフ】
著者:ブレイディみかこ氏
内容:14歳のミアが金子文子の小説を読み進めていく。
親のネグレクト、貧困。
作中より:ここだけが世界とは限らない。
ここにある世界は変えられる。
【真相】
著者:横山秀夫氏
内容:事件の裏に隠された個人対個人の物語。
人間の心理心情を鋭く描いた短編集。
感想:横山さんは短編が面白い。
【マスカレードゲーム】
著者:東野圭吾氏
内容:マスカレードシリーズ第4弾。
新田さんは警部になってるし、山岸さんは前回のラストでアメリカに行っちゃいましたもんね。
舞台はコルテシア東京。
感謝:キムタクと長澤まさみでまた映像化されるんでしょうね。
それなりの転回があり降りる所に着地した感じ。
【先祖探偵】
著者:新川帆立氏
内容:戸籍をテーマにすえたエンタメ。
5歳の時に母に捨てたれた邑楽風子。
本当の名前は分からない。
作中より:棄民は戸籍をとれないが、
棄児なら戸籍をとれる。
人間ドラマ。
新川さんはこの短期間で何冊も新刊出されてますね。
弁護士さんならではの着眼点。
どれを読んでも面白い。
以上です。編集長( ̄^ ̄)ゞ