ケアマネの事業所で特定事業所という、ある条件をクリアした事業所があるんです。
その事業所にはいくつか条件があり、その中の1つに、
『困難事例の受け入れ』
という項目があるんです。
最近この『困難事例』の意味がよく分からない。
困難というものは誰が、いつ決めるのか?
人それぞれ価値観が違って、生活環境も違う、家族構成も違うなか、それぞれ抱える問題も様々。
そんな状況をケアマネは全て受け入れ、それぞれの環境にあったプランを提案する。
そのそれぞれの環境や問題が、ケアマネのものさしで図ってしまうから困難になってしまうのではないか。
性格的に合わない利用者や家族がいるかもしれないが、それは仕事として割りきらないといけないですし、それをも踏まえて対応すべきだと思う。
困難事例にしているのはケアマネというケースが少なくない。
対人援助の仕事で土日に電話や、対応をしないといけない場面が出てくるが、それは対人援助の仕事を選んだ以上、少なからず付いて回るものだと思う。
倒れているのに、今日は休みだから、月曜日に対応するね。
これは言い過ぎたが、これに似たようなことは多々ある。
仕事なんて一人では出来ないですし、ましてやケアマネが直接ケアをするわけではない。
要は、自分が困ったときに、頼める人、相談出来る人、動いてくれる人をどれだけ持っているかで、困難事例も困難事例ではなくなって行くんです。
困難だと思うことを相談し、その困難は、その人、その家庭なんだと、全てを受け入れ、そこに対応出来る術、人脈、知恵を作る方が自分の力にもなる。
そんなケースを1つ1つ乗り越えることで、どんな方にも対応出来る援助者になっていくんだと思います。
若いときの苦労は買ってでもしろ!
これと一緒ですね。
困難事例はない。
色んな事を勉強出来る事例
私の持論です。
私もまだまだ、勉強です❗
かわ