姥捨山
介護保険が始まった頃は、まだこんな言葉が言われていた時代でした。
今でこそ介護は家族だけでするのではなく、介護保険のサービスや、地域のサービスに頼ってもいい世の中になってきました。
そのおかげで、今や色んなタイプの施設が出来て、実際利用者さんやご家族さんは何が何やら分からないのが本音だと思います。
こっちでは使えるのに、あっちでは使えない
この状態では使えない
使えるサービス、使えないサービス
泊まりの施設でも
特養、老健、住宅型有料、介護付き有料、サービス付き高齢者向け住宅…etc
沢山ありすぎて、実際それぞれの施設をきちんと理解して、説明できるケアマネがどれだけいるのか…。
それくらい複雑で分かりにくい😣
もっと分かりやすくならないかなと本当に思います。
でも、どんなサービスだろうが、最終的にはその方がどう言う生活や楽しみを望んでいるか。
まさにこれだと思います。
私の尊敬する先輩の施設を先日見学に行ってきたのですが、この言葉が、職員しか使わない階段に書いてあるんです。
自分達が働いている場所が、入居者の最後の場所になるんです。
その最後の場所を自分達が演出をする。
最高のおもてなしをするんだ、と言う想いが伝わってきました。
終わり良ければ全てよしではないですが、最高のクライマックスを演出させてもらっている一員として、誇りを持って欲しいと言う想い。
今は姥捨山なんかではなく、皆さん誇りを持って、尊敬する高齢者の方を、おもてなしの心でケアしています。
かわ