こんにちは!
支援センターほんごうのじゅんじゅんです!
普段は毎週水曜日更新なんですが、今回は番外編。
去る9月20日に参戦した黒夢のライブの感想を、どーしても熱く語りたい。
よって長文です。下書きの時点で5,000文字オーバーの超大作だった為、だいぶ削りましたがそれでも長いです。
それでもよければ、レッツゴー。
じゅんじゅんと黒夢の出会いは、14歳の頃。
姉が録画した「CDTV」を見ていて、そのコーナーの中で黒夢のアルバム紹介があり、一発で引き込まれました。
ちなみにその時紹介されたアルバムがこちら。
「1997.10.31 AT 新宿LOFT」
このアルバムを購入して以来、ずーっと聴いてました。
あと川本真琴ね。
ライブビデオ(当時はDVDではなくVHS)も擦り切れる程見ました。
黒夢はライブ本数が年間200本と、異次元の数をこなしていた為、じゅんじゅんの地元長崎にも来ていました。
しかし田舎の中学生であるじゅんじゅんには、黒夢のライブに行くということはハードルが高かった。
2つ歳上の兄は高校生だったので見に行き、感想を聞いては「いいなー」と羨ましがっていました。
そんな折、黒夢が活動休止を発表。
中学生だったじゅんじゅんの夢が閉ざされた瞬間でもありました。
それから27年の月日が流れ、ネットを見ていると、
「黒夢、期間限定で再結成!ライブツアーも開催!」
そんな衝撃的な見出し。
これはチャンス。あの時閉ざされた、中学生のじゅんじゅんの夢を叶える瞬間がやってきたのです。
まずはチケットの抽選からですが、案の定落選、落選、また落選。
最後の抽選に賭けるも、空きがあるのは9月20日のツアー最終日のみ。
しかしその日は結婚記念日。
黒夢も好きだが、妻ちゃんを置いてはいけない。
※黒夢の曲を数曲聴かせましたが、ダメでした。
しかし妻ちゃんから思いがけない一言。
「結婚記念日のお祝いは次の日でいいから、当選したら行ってきなよ。行きたいんでしょ?」
なんとありがたいことか。
一生一緒にいてくれや状態となったじゅんじゅんに敵なし。
あっさりとツアー最終日のチケットをゲットし、遂に参戦することが決まったのです。
そして迎えた9月20日。
会場であるzepp nagoyaに近付くに連れ、黒夢のライブTシャツを着ている人たちも増えてくる。
地元では黒夢好きな友人が一人しかおらず、寂しい思いをしてきたものですが、この場には黒夢好きな人がわんさかいる。
ロック、パンク寄りの音楽だからか、イカつい人もたくさんいる。
それでもここにいる人たちは皆同志。
そう思うと「いつから好きですか?」、「好きな曲は?」なんて話しかけたくなる。
が、不審者として通報されてはいけない。
黒夢を間近に見る機会はもうそこまで来ているのだ。
興奮をグッと抑え、始まる時を待つ。
18時丁度にライブがスタート。
ステージに現れた清春を見て「すげー本物だ!」なんて感慨に浸っていると、1曲目の「FAKE STAR」の演奏が。
黒夢のライブ1曲目といえば「FAKE STAR」がお決まり。
ファンも皆そのことをわかっているので、演奏が始まった時点でテンションがマックス。
もちろんじゅんじゅんもマックス。
これまでに何千、何万回と聴いたライブアルバム。
声を出すタイミング、掛け声すべてわかっているのです。
そしてそれはじゅんじゅんだけでなく、その場にいるファンほぼ全員が同じ。
黒夢を好きな人がこんなにいるんだ、とても嬉しく、同じテンションで楽しめる喜び。
そして2曲目は「DRIVE」。
あのライブアルバムと同じ曲順に沸く観客たち。
もちろんじゅんじゅんもテンション爆上がり。
恐らく「あっ!この曲順はアルバムの通りだ!」という意味の「おぉ~」という声が漏れる瞬間はたまりませんでしたね。
既に大分長くなっている(この時点で1,500文字)のに、曲の解説までし出すと止まらないので、そろそろまとめへ。
MCの中であった「あなたたちの選択はすべて正しい。」という清春の言葉。
黒夢はとがった音楽性だったこともあり、爆発的なヒット曲という曲がなかったのです。
それでも続けてきたのは、自分がやりたいことだったから。
それが正しかったのかどうかは、今日いるお客さんたちが証明してくれた。
そんなMCがあり、続けて「仕事とか家のこととか色々あるだろうけど、今日この場に来ることを選択した、あなたの選択は正しい。」と話したのです。
その一言を聞いた時に、これまでのことが蘇る。
中学生の頃、周りがGLAYやラルクを聴く中、黒夢にハマってたこと。
黒夢好きな友達がいなくて寂しかったこと。
その影響なのか社会人になっても尖って、周囲との衝突ばかりでヤバい奴扱いされてきたこと。
でも、それがあって今がある。
そんなことはわかっていたけど、憧れの人がそう言ってくれている。
もちろん自分一人に向けられた言葉ではない。
それでも、とても嬉しかったのです。
そうして、ライブが終了。
欲しかった物を買って満足してしまうように、夢が叶ったのになんだかあっけなく感じることもありました。
長年追い求めた夢だったからでしょうか。今回の黒夢のライブでは、自分で夢を叶えたような達成感があり、「良かった……。」という感想しかありません。
仕事もそう、マラソン部もそう。本気でやるから生まれる達成感。
「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。」
もちろんこれらの夢は自分で叶えたものではなく、妻ちゃんの協力あってこそ。
翌日常滑の夕日がキレイなレストランで、結婚記念日のお祝いをしました。
結婚5周年だから5だよ、って言ってるのに、ピースをする妻ちゃん🤣
ここまで読んでくれた方、駄文にも関わらずお付き合いいただき、ありがとうございました。
ライブの感想色んな人から聞かれるけど「……よかった…。」としか言えない。少し溜める辺りにどれだけ良かったかが詰まってる。
じゅんじゅん