ケアマネの仕事で大切にしていることの1つに、『聞くこと』
私達ケアマネは毎月1回は利用者の自宅に訪問し、モニタリングをさせていただきます。
その時に利用者の日頃の様子や、今の現状など、あとは世間話など色んな事を利用者の方とお話をします。
そこまでは基本的なケアマネの業務としてあるのですが、もうひとつ大切にしていることとして、
家族、息子さん、娘さん、お嫁さんのお話を聞くようにしています。
何故かというと、家族、特にお嫁さんは吐き出すところがないんです。
先日も利用者の自宅に訪問し、利用者と話を終えて、お嫁さんにもお話をお伺いすると、それはそれは色んなことで悩んでみえたり、色んな気苦労があり、すごくお話を聞くことができました。
とても介護に一生懸命で分からないなりにご自身で考えたり、調べたり、とても頑張っておられるんです。
利用者の方はデイサービスやヘルパーさんが来てくれて、話をしたり、外出して色んなところに行けるんですが、お嫁さんとなると、介護の事を相談する方がいないのか、すごく溜め込んでいるように思います。
人は、誰でも話すことで発散もしますし、自分の思っていることや、考えていることを再確認したり出来ます。
私達も吐き出してもらえないと、何が問題に、何に困っているのかが分からないんです。
利用者との時間も大切ですが、利用者を介護してくださる家族もまた大切な存在。
家族のケアはケアマネが1番出来る環境にいます。
家族を支えることが、利用者の笑顔に繋がって行きますもんね😊
家族に吐き出してもらうこと
大切です。
かわ