日頃連絡がない方からの連絡って、なんかドキドキするんですよね。
何かあったのかな?
急にどうしたんだろう?
なんで何年も連絡とっていないのに。
って、電話に出る時も、なぜか躊躇してしまう。
こんな時って、ほとんどの場合あまりいい話ではないことが多い。
先日も昔一緒にケアマネジャーとして働いていた方から、数年ぶりの連絡があったのですが、
案の定、ケアマネジャーを辞めてしまうという連絡でした。
ケアマネジャーの仕事は楽しいんだけど、理由は年齢のこともあり、動くことが大変になってきたとこのこと。
1番は書類の作成が大変すぎる、とのこと。
確かに現在ケアマネジャーで働いている方で、介護保険が始まって23年、40代でその頃からケアマネジャーをやっている方は、
60代。
まだまだ現役で働ける年齢ではありますが、体力も落ちてきたり、利用者さん、ご家族さんの希望にすぐ動けなくなってしまうものかもしれませんね。
でも、利用者さん、ご家族さんのことに一生懸命な方だったので、残念です。
ケアマネジャーの仕事って介護業界で働いている人にとっても、まだまだ『大変な仕事』と言うイメージがついているんですよね。
まずは、書類の多さ。
久しぶりに連絡があった方も言っていましたが、やはり書類の多さが辞める一つの原因だったと。
でも、介護保険の制度をよく理解していれば、そんなに作らないといけない書類も多くないんです。
介護保険の制度で残しておかないといけない書類だったり、
この時はこの書類が必要だよ。
って言うことが、曖昧すぎるので、書類も曖昧になって、作らないでいい書類を、一生懸命に使っていたり、これは大切な書類だから、って保管していても、全く大切な書類じゃなかったり。
これはどこの事業所も一緒だと思います。
でも、ちゃんと制度を理解していれば、作る書類はそんなに多くないんです。
あと、ケアマネジャーを辞めてしまう、もう一つの原因は、
利用者さんや、ご家族さん問題に入り込みすぎて、疲れてしまう方。
ケアマネジャーをしていると、介護のことだけじゃなく、ご家族問題や、お金の問題、住まいの問題、場合によっては遺産相続の相談にも絡んでくることが少なくないんです。
介護って生活なので、少なくとも、お金の問題、家族の問題は切っても切り離せる問題じゃないんですよね。
そうすると、基本的にやさしいケアマネジャーさんは、感情移入してしまったり、問題に入り込んでしまって、
優しさで手を差し伸べてしまったことで、ゆくゆく自分が辛くなってしまうケースが多いんですよね。
ある程度距離をとって、解決できる人を繋げることがケアマネジャーの仕事なので、あまり入り込みすぎるとそれだけ仕事も多くなってしまうんですよね。
だいふくでは、たくさんのケアマネジャーが所属してくれているので、相談できたり、解決方法を教えてもらったり出来るので、本当に有り難いです。
書類に関しても、必要なものは残して、要らないものは作らない、残さない、を徹底しています。
だいふくでは、ケアマネジャーが働きやすい環境を作っています。
かわ