本当の気持ちが、わかるのでしょうか。

ご利用者さんは、介護を受ける事になるのですが、誰も好きで介護を受ける様になったわけでは無いですからね。

私達でも、病気にかかれば、身体を動かす事がやっとだったりしますよね。一人で近くのお店まで歩いて、買い物して、また歩いて帰ってくるなんて、めっちゃハードルか高いと思ってしまいます。

私達は、大体の病気は治ってしまうので、一時的な事ですが、介護状態になった方は、治らない利用者さんもいらっしゃっいます。

頭が痛くて、身体がダルく、歩くのも小刻みになってる状態で、急かされたりしたら、怒れてくる事でしょうね。

ご利用者さんで、オムツを使用されている方の気持ちを理解しようと、実際オムツをつけて、その中で排泄をする。という事をやった事があります。

今から10年以上前ですからね、まだまだ私も若かった。介護の勉強をしている時の実習で、宿題ですね。

やってはみるのですが、なかなかオシッコも大きい方も出ないんですよ。

普段からズボンやパンツの中で、排泄はしないですからね。身体がストップしているみたいです。トイレにオムツのまま入り、３０分以上は頑張ったと思います。なんとか両方出ましたが、気持ち悪いですね、それに漏れないかも心配で。これはイヤだわあ。と思った私。片付けもイヤだし、人に見られるのもイヤだし、トイレに行ける幸せがありましたね。

その後は介護職員として、排泄介助も慣れましたが、自分が介護を受ける時がくるのねら、きっと私は気を使うんでしょうね。

正直な話、10年に一回くらいは、体調が悪い時によって、アクシデントに見舞われる事があります。

簡単に言えば、失敗してしまうのです。まだまだオブラートに包まれいるでしょうか？

その場合は、自分で洗ったり、履き替えたりは出来るのですが、介護のご利用さんで、とっさの事でわからなくなる人もいますよね。

もちろん、コレはワザとじゃないので、

アッ！

と、思った時には、温かみを感じてしまいます。が、無情にも、すぐに冷たくなってしまうんですね。

気持ち悪い気持ちを、理解して、気持ち良い生活を提案していきたいですね。

村長

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