先日、昔担当させて頂いていた利用者さんのご家族からご連絡頂きました。
『その節はありがとうございました。家族が助かりました。あなたのアドバイスがなかったら、今頃家族がどうなっていたことか。本当にありがとうございました』
こんな内容のお電話でした。
私達ケアマネは基本的には利用者さんの思いや、希望に沿ってケアプランを立てたり、サービスを調整します。
利用者の自宅で生活したい❗
そんな熱い思いに、あの手この手で、なんとか自宅で生活出来るようにすることが、ケアマネの力量を問われたり、出来るようにすることが醍醐味でもあります。
しかし、お電話を頂いた利用者さんは施設に入所をされました。
それまで、ご家族さんも一生懸命に介護をされていましたが、ストレスが溜まり、ショートステイや、色んなサービスを使いましたが、家族の関係はどんどん悪くなる一方でした。
利用者さん、家族さんとも何度も話し合い、施設へ行くことになりました。
電話を頂くまではどこかケアマネとして悔しいというか、もっと出来ることがあったんじゃないか、罪悪感の様なものを感じてました。
ご家族さんの電話で救われました。
介護って理想論では済まない問題が沢山あって、いくら介護保険のサービスを入れても、結局は家族に負担がかかるのは必然です。
その家族に余裕がないと利用者の在宅生活は難しくなってきます。
大切なのは家族です。
笑顔で接することが出来る環境を作ることが私達ケアマネの役目でもあります。
家族に余裕がなければ笑顔はなくなってしまいます。
この方は施設に入ったことで、ご本人は施設でお友達も出来て、職員さんとも仲良く、楽しく生活しているとの事。
ご家族さんも定期的に会いに行き、笑顔で話が出来るようになったそうです。
お互いにとてもいい環境になったそうです。
今は施設の選択をして良かったと思えます。
私が選んだ支援が良かったんだろうか? 私が提案したプランで良かったんだろうか? そんな風に悩んでいるケアマネさん
それでいいのだ❗❗
一杯悩んで、一杯利用者と話して、一杯家族と話して出した結果であれば、それは間違いじゃない❗ その時のベストなんです❗
その後また問題が出れば変えればいいんです❗
家族の笑顔は、利用者の笑顔
お互いがストレスフリーが大事ですね🎵
かわ