ケアマネの仕事をしていて、毎月利用者のお宅に訪問しています。
毎月色んな事を話したり、見たりして、その方が思っていること、環境や、家族に変化がないか気にしています。
そんな中、一人暮らしの利用者なんかは、今日1日誰とも話してないわ。
とか、
昨日は外に一歩も出ず、誰とも会わなかったわ。
など、核家族が進み、人と接する機会がどんどん減ってきています。
今は便利な時代になり、インターネットで買い物ができたり、大型スーパーで、 色んな買い物を、いっぺんにすることができるようになってきました。
そこに会話はなく、どこか機械的になり、繋がりがない。
昔の八百屋はお釣りが200円でも、
『はい、200万円ね~』
って、面白いギャグを言った大将がいたり、商品が目の前にあり、手にとって、会話しながら魚や、野菜を買ったものです。
そんな繋がり、コミュニティが以前はありました。
便利な時代になり、家にいるだけで生活が出来ること否定はしませんが、高齢者を支えていくには、コミュニティが必要です。
何もなくても、お茶を飲んで、話をする。
ちょっとした相談をする。
地域の決まり事を教えてもらう。
介護保険が始まる前は家族、地域で支え合い高齢者を診ていた、介護保険が始まるとみんな必要なのだが、それに頼ってばかりで、繋がりが薄れていってしまっている。
今こそコミュニティを見直すべきだと思います。
人は人に支えてもらわないと生きていけない。
もっともっと昔の良きものを見直し、地域で支え合う環境が、今後もっと必要になってくると思う。
かわ