自分の価値観で物事を考えてしまうことがよくある。
と言うか、みんなそうですよね。
人それぞれ考え方が違ったり、育ってきた環境だったり、生きてきた社会も違うわけで、
自分が良かれと思ってやったことが、相手にとっては、全く違うものに感じていたり。
日本で写真を撮る時におなじみのピースサイン。
勝利のVの形を作るため、Vサインと呼ばれていますよね。
でも、ピースサインをギリシャでは「くたばれ」と相手を侮辱する意味になってしまうのだそうです。
昔、犯罪者に2本指で物を投げつけていたことに由来するそうなんです。
手のひらを内側に向けた裏ピースは、小顔に見えると日本の若い女性の間で人気になったみたいなのですが、
海外では悪い意味のことが多いみたいなんです。
あとは、手招きもそうですよね。
日本で「おいで」と手のひらを下に向けて手招きするサインは、
海外では逆の意味で「あっちに行け」になってしまいます。
同じ行動をしていても、国が違えば、全く逆の意味になってしまう。
私たちが思っていることや、やっていることが、相手にとっては、全く違う意味でとらえられていたり、
全く本人の意図としないことをしているかも知れない。
先日も、ご自宅てに物が多くて、生活がしにくい、これは早急にヘルパーさんに入ってもらって、
物を片付けて、生活しやすいようにして、
外に出る機会を作らないと❗️
って私たちの価値観ではそうなるのかもしれないけど、
方やご本人は、物に囲まれた生活が落ち着く。
外に出ることも好きじゃない。
であれば、本人のやりたいこととは真逆になってしまう。
本人のやりたいことと、私たちの理想とは違うし、いつもそこで悩まさせられます。
当然命の危険や、周りに迷惑がかかるような状態であれば、ある程度強制的に進めざるを得ないのですが、
まずは本人が何をやりたいか、本人が何を望んでいるのか。
永遠の課題です。
でも、そこが面白いんですよね。
かわ