『本当は逃げたい』
涙を流されながらの言葉でした。そこまで苦しんでいるのだから、もう辞めた方がいいよ。そんな言葉が並ぶと言うのです。
でも部下を置いては辞められない。利用者さんのことを考えたら、そんな勝手なことは出来ない。本当に苦しい。
またひとつの事業所さんの廃業。ケアマネ管理者さんの叫び。
その地域ではこれで4箇所目と言うのです。これまでの地区も含め、もう両手では収まらない。
過去1番
データを見た訳では無い為、何も情報は分かりませんが、2024年がケアマネ事業所の廃業件数が1番多い自分の勝手な感覚。
ここまで続く廃業は、ケアマネとなり22年初めての経験。
今回はお金が回らないと言った廃業でした。これまでは、管理者さんが定年し次が見つからない廃業。スタッフさんがどんどん退職して、ケアマネ不足で続けられない廃業。
このお金が回らないと言うまでの経緯は、スタッフさんが退職していったのが大きな理由。
突然言われる廃業の事実。その後のケアマネさんの姿。想いあるケアマネさんを苦しめ続ける。
もう限界の中、管理者として、部下のことや利用者さんのことばかり心配になっているのです。最後自分1人になるまで、責任ある立場で皆さん動いていること。
大好きな仕事
皆さん決まって言うこの言葉。でももう疲れ切ってしまっている。
実際に私が働かせていただいた会社も、2カ所とも廃業している。
夢求め、経験年数をクリアして勉強して合格。資格を取得してやっと働けた環境。しかし色々な事情から、廃業せざるを得ない。
昔と比較すると、利用者さんと向き合える時間よりも、書類と向き合う時間のが多いと言う共通語。業務の変化。そしてその先に起こること。
自分自身がとにかく辛い中、部下さんの為、利用者さんの為と、事業が終わるその時まで、心乱し涙を流し、頭を下げ動き続けるその姿。
そんな中でも、利用者さんが笑って下さる時間はやっぱり癒されると、そんな姿が大変印象的だったのです。
廃業と言う辛い話題の中でも、やっぱりケアマネさんだなって。
今住んでいる大好きな地区で、この先も働きたいと、全て終わってから自分の将来の為に動くそうです。
最後はやるしかないと、笑顔いっぱいで本当素敵なケアマネさん。
人って不思議なもので、前を向いた方には、チャンスが必ず沢山巡ってくることばかり。
リアルな姿
こういった姿から、教えられることばかりなのです。
廃業。ここまで1人のケアマネさんの生活をガラリと変えるのです。涙溢れさせ、間違いなく今溜息の朝を迎えている。
部下さんの為、利用者さんの為。自分よりまず周りの大切な方の為。
間違いなく、1番苦労をかけてしまう。
廃業が止まらない現実。
その背景には多くのケアマネさんの生活がガラリと変わり、心壊して泣き続けている現実。人を管理する立場。どれだけ辛くても、先に逃げる訳にはいけないその姿。
現場で本気で働き、想いある人たちの涙。このリアルな現実をこの先も届けていきたい。
本日も笑って笑っていってらっしゃいませ✊
全然違うっ!(´∀`)ゆいとが驚く理由はそこにあったのです。あれだけ覗き込んだゆいとの姿。なんなんだろ?え?どうして?保育園児の素直な気持ち。そこから、人の心理に繋がるのです。
なぎ