走る練習が苦手だった野球部時代。
いかに走ることをしなくていいようにするか、毎日そんな事を考えていた。
山の上にあった高校だったので、坂道を毎日のようにダッシュしてましたね。
登山が好きな人が、
『なぜ山に登るのですか?』
と聞かれて、
『そこに山があるから』
と答えるなら。
マラソン好きな人は、
『そこに道があるから』
なのか? それはそれでかっこいいですね。
そんな走ることが嫌いな私ですが、フルマラソンには興味があって、いつかハワイで開催される、ホノルルマラソンに出場したいと思っている。
そんな私ですが、なぜか駅伝大会メンバーに選ばれてしまいまして、3月5日に地区代表として走ることに…
先日初日の練習に参加をさせてもらったのですが、怠けたカラダにはキツくて、自分の体力低下を思い知らされました。
幼稚園の運動会で、パパがヘッドスライディングして転ぶように、頭のイメージとカラダの動きが全然違うんですよね。
頭では颯爽と走ってるのですが、現実は程遠くて、しまいには歩いてしまうほど。
マラソンほど自分との闘いな競技はないんじゃないでしょうかね。
駅伝メンバーとの練習での一コマ。
楽し走(たのしそう)のメンバー。
定期的にみんなで走っているそうで、走ることを楽しむ会なんだそうです。
このメンバーに走れば、少しは楽しさが分かるのかも知れないですね。
そうやって思うほど、みんな楽しそう。
でも、そんな『楽し走』の字を見て、ある人が、
『らくしそう』
とも読めるなって、
なるほど!
『たのしそう』と『らくしそう』
同じ漢字なのに、読み方で全然違う意味になるんです。
楽しくやるのと、楽をすることは全く違うもので、マラソンなんて特にそうですよね。
〝らく″をしようとすればどれだけでも、らくが出来る競技。
でも、楽をしなくて、自分を追い込んで、辛いけど、乗り越えて、
えらいけど、ムチ打って、自分との闘いに勝つから、達成感があるし、楽しくなるんでしょうね。
筋トレもそうですよね。
人生の中で1番続かない筋トレ。
まさに自分との闘いですよね。
続けられることも闘いですし、一回一回力を抜けば抜けてしまう。
楽が出来てしまう。
カラダは正直で、楽をすれば当然カラダは引き締まってこない。
仕事もそうで、毎月やらないといけない仕事があるわけで。
楽をしようとすれば、楽が出来てしまう。
でも、それを楽しく出来るようにすることが自分との闘い。
嫌なことや、嫌いなことも、楽をせずに向き合えば、いつか楽しくなるんじゃないかなって。
かわ