会社が傾きかけた男の物語。
経営者さんの集まりで、みんながみんな、その経営は
辞めろ
辞めろ
辞めろ
口を揃えて言ったという。それでも本人はやりたい。諦めたくない。誰も分かってくれない。でももうこの経営は、かなり厳しい状況。
辞め時の潔さ。年内と決めて。結果出さなければ、継続はしない。そう。
覚悟の時
どれだけ本気になるか。どれだけやり方を知るか。どれだけ人の為に動けるのか、どれだけ分かってくれる方に出逢えるか。
さあ残り2ヶ月。
8月の売り上げと、11月の売り上げ予想は、3倍の売り上げ。経営して初めてという。社長の目が緩む。
あの時悔しかったと。誰もが分かってくれなくて。経営者の集まりで、毎回みんなが俺をバカにしてくれた。言うセリフは、辞めろ。うちに来ないか。その繰り返し。
その中で、唯一分かってくれたのは、家族と、本当に話を聞いてくれた方との出逢いだったと言う。本当にやりたかった事を、最後まで諦めず、やり方を変え、走り続けた結果、やっと普通の、いや今では普通以上の売上となり、流れを掴み、生き生きした顔。
どうだと言わんばかりの顔。
ここまでやったのは、経営して初めてだと言う。努力の結果。
1番いい時こそ、1番営業し、1番学ぶ。悪くなったからと、気がついて焦っていては、もう次はない。この時こそ、余力もあり、焦りのない余裕な動きができるもの。
彼は2兎追う事を辞めて、本当にやりたかった事業を1つに絞り、自らが立ち上がり、立て直し、その姿に多くのスタッフさんが、力を貸してくださり、それこそ今よく聞く、One TEAMとなっている。
そこで次に来る課題こそ、スタッフさんの不満。理由としては勘違い時期に、綺麗に突入しやすいもの。俺は俺はの勘違い。誰のおかげ。ん?俺!
大きな誤り。そこで、スタッフさんは離れていく。当たり前と思うなよ。みんなが一致団結。ありがとうすら言えない。当たり前の様に使われる経費。あの日の一致団結、One TEAM。あの日を乗り越えた、強い絆だからこそ、離れる時もやはり、一致団結のOne TEAM。そんなもの。
どん底を味わえた彼だからこそ、全てはスタッフさんのおかげだと、心の底から言えている。本当口だけは見透かされる。
こんな話もある。2つの部門があり、1つは単価の高い物を売り、1つは安くてもコツコツ売り込み、売上は少なくとも、地域から信頼が厚く、沢山のお客様が見える。その信頼こそ、地域から助けられて、2つの部門が地域に根付いている。
そんな中、現場を知らない、数字しか見ない上司さん。苦労を知らないのは、その上司さんだけ。みんな売上の為に、汗水流し、本気で動き続けているからこそ、苦労なく今まで、地域に根付いてやって来ている。
そんな比較する場所を誤り、一つの部門は売上が少ないから、給与を見直すと言う。そのスタッフさんの給与を見直すと言う、史上最大ピリピリした時期に、ピカピカ新車の高級車を追加して出勤。ピリピリにピカピカの、愛称は抜群に悪い😱
みんなの心が一気に離れ、分裂危機。
誰のおかげ?そこを勘違いしたからこそ、見える結果。そんな中、勘違いしていない彼だからこそ、見事に立て直し、来年1月もやりたかった経営を、今までにない感謝と、感謝と、感謝で出社出来る
そして何よりも、あの最大の笑顔で
行ってきます👋
おかえりなさい✌️
その笑顔がいい
いつも全力
なぎ