昼下がりの居間で、娘のさやぴ~が、机に向かって、何かを書いている。
「何を書いているの?。」
「手紙だよ。」
「へ~、誰に?」(ドキドキ、わくわく。)
「サンタさんだよ。」
「そうなんだ~。(ハハハ、ま、そんなもんだよね。ガク。)」
カミさんと一緒に、娘の話を聞くことにした。
なになに・・・・・。
『自分の思いが、なかなかサンタさんに伝わらない。』
(そりゃそ~だ。24日の夜に、お手紙したためて、枕元に置いてるんだもの。)
毎年、カミさんに、娘は手紙が遅すぎる事を、諭されている。
『だから、早めにお手紙書いているの。』
(一応見せてくれる。)
・サンタさんへの質問。
何処に住んでるの?。
普段、何しているの?。
・・・・etc
そして最後に、娘の願い事が書いてある。
『私の欲しい物は ※◎△◇ です。』
ヤンとカミさん 苦笑い。
『肝心な所が・・・・、大事な所が、文字が読めない。(消しゴムで、綺麗に消していないから、解読できない。)』
(まあ、文字の美しさについては、私はとやかく言えないですが。)
『どうしたら、娘の思いは、上手く思いが伝わるのだろうか?。』
12月25日まで、あと数日。サンタと、ヤン夫婦の悩みは続く。