昨日の勉強会でのお題。
『反面教師』
反面教師って言葉は中国の毛沢東が考えた言葉なんですね。知らなかった。
反面教師にすることってたくさんある。
これは子供の頃のトラウマと言うか、今思うと、それがあったから、自分ばそんな風にならないぞ、って反面教師にしているなってことがある。
それは、お酒の飲み方。
私の父親は、普段は温厚で優しい父親なんですが、お酒が進むと、母親に声をあげたり、気に食わないことがあると、くだをまいたり、と酒癖が悪かったんです。
ひどい時は家で飲んでて、気分が悪いから家を出て行って、お店に飲みに行くんですが、最後歩けないくらいまたで飲むので、
真夜中に高校生の私を、母が連れて、夜の歩道でゲーゲーして、眠っている父を捕獲しに行ってました。
酔っ払って迷惑をかける時もあるかもしれませんが、
そんな姿を見ているので、お酒を飲んでも相手に迷惑や、嫌な思いをさせないように飲むように気をつけてます。
父親の酒の飲み方を、反面教師ですね。
ケアマネジャーの仕事を始めた時も、反面教師にしたことがあるんですよね。
ケアマネジャーの仕事をしている先輩と、仕事のことを話をする時に、必ずと言っていいほど、大変だよって言うんです。
聞くと、
『ケアマネジャーは大変だよ〜、こないだなんて、病院連れて行って、入院になったから家に戻って、着替え持ったり、手続きしたり、それだけで一日終わったよ』
『食べるものがないから、可哀想だからパンを買ってきてあげたよ』
ケアマネジャーの仕事とは関係ないことではないのですが、ケアマネジャーがやらなくていいことを、優しいのでやってしまうんですよね。
当然困っているので、助けてあげているのですが、そのことで自分の仕事が出来なくなったり、相手からも依存されて、なんでも言ったらやってもらえる、
『便利屋さん』
になっているんですよね。
本来やらないといけないことが、出来なくなって、疲弊していたんです。
そんな先輩ケアマネジャーを見たり、聞いていたりしていたので、反面教師で、私はそういった時、
突発的に起きる事に関しては、一回はいいけど、2回目はやらない。
その時に解決しなくてもいい事は、自分がやらない。
その事をやってくれる人を繋げたり、介護保険で出来ることは、プランに盛り込む。
自分が直接やる事で、必ずいつか自分の中で不満になったり、当然出来ない時だってある。
そうなると相手もやってくれないから、不満になる。
結局優しさでやってあげていた事が、自分の負担にもなり、相手の不満になる。
そんな事にならないように、私は先輩ケアマネジャーさんを、反面教師にしましたね。
ご利用者さんの、夢を叶えたり
ご家族さんの、ストレスが解消されて、みんなの笑顔が増えたり。
ケアマネジャーの仕事をしていて、楽しい事いっぱいあるのに、大変な話を聞く事が多いのは残念です。
ケアマネジャーの仕事を、楽しい!って思える仕事にもっとして行きたいですね😊
かわ