先日声をかけていただいた時のこと。
『川島さんですよね?』
『はい、そうです!』
『一度研修に参加させてもらった時にお会いさせてもらってるんです』
『そうでしたか! ありがとございます!』
とは、言ったものの、その方の事を覚えていなくて、結局名刺を頂くことに…
研修だったので、たくさんの方がみえて、全員の方は覚えられなかったんですよね…
言い訳ですね…😅
自分としては研修に参加していただいている、何名か、何十名かの中の1人になるんですけど、研修に参加していただいている方にとっては、講師は1人しかいないので、よく覚えてくださっているんですよね。
自分は何人かの中の1人でも、相手にとってはたった1人の人。
ケアマネジャーもそうなんですよね。
ケアマネジャー1人が受け持つ件数が、35人から40人くらい。
多い方だと、もう少し担当する方もいますかね。
ケアマネジャーの報酬って少し変わってまして、たくさん件数を担当すると、報酬が減ってしまうんですよね。
減らないように調整しても、だいたい40人弱の利用者さんを担当しているんですよね。
ケアマネジャーさんにとっては、40人の中の1人になりますが、利用者さんにとっては、たった1人のケアマネジャーさん。
担当していただいているケアマネジャーさんしか頼りにする人がいないんですよね。
利用者さんのプランを立てさせてもらっていて、家の事情や、ご兄弟の事情、お金の事情、病気の事情、たくさんの事情が絡んで、問題が起きます。
その時に解決策をいくつ持っていたり、その問題を解決する人脈をどれだけ知っているかで、その利用者さんは解決出来るか、出来ないかが変わってくるんですよね。
色んな制度や、知らないサービスは沢山あって、知れば提案が出来て、知らなければ提案も出来なければ、問題を解決することも出来ない。
ご利用者さんにとっては担当してもらっている、ケアマネジャーさんの知識や人脈が全てになるんですよね。
また、そこを学べたり、人脈が広がっていくことが、ケアマネジャーの面白いところであり、やりがいにも繋がっていますね。
知らなかった制度を知る事ができて、色んな方に提案が出来て、喜んでもらえて、利用者さん、家族さんが笑顔になったり、
サービスを紹介させてもらって、人を繋げることによって、担当者の方に喜んでもらえたり。
ケアマネジャー自身の成長が、利用者さん、家族さんの笑顔に繋がっていくのが分かるので、やり甲斐がありますよね。
ケアマネジャーにとっては何十人と担当してさせてもらっている1人だけど、
利用者さんにとってはたった1人の頼れるケアマネジャー。
笑顔に出来る手段をたくさん学ばないと、ですね。
かわ