先日テレビで放送されていた、芸能人格付けチェック。
始まって何年か経ちますよね。
調べてみたら、1999年に1回目が放送されているので、かれこれ24年経つんですね。
毎週やるわけではないですが、長く続いている番組ですね。
ダウンタウンの浜田さんが司会で、芸能人の格付けをチェックする番組。
ワインやお肉、音楽や、ダンスなど。
色んなジャンルのものを見たり聞いたりして、ホンモノの方を当てる。
当たらなかったらどんどん格付けが下がって、外れが続くと画面からも消えてしまうと言うルール。
自信があって、あれこれうんちくを言うんですが、決まってそんな時は外れたりするので、その時の浜ちゃんのツッコミがまた面白くて、ついつい見てしまうんですよね。
Gacktさんなんかは、ワインや、お肉、楽器など、あらゆるジャンルのものの違いが分かるのか、70回くらい一度も外すことなく、正解し続けていますよね。
本当にスゴい方です。
正解のドアを開ける瞬間がまた面白い演出で、浜ちゃんが入って来るとみんな大喜び、入ってこないと不正解で、ガッカリする姿が映し出される。
AとB、どちらかを選ぶんですが、
自信がないと、人が同じ方を選んでくれると、安心したり、
自信があるのに、誰も一緒の選択をしないと不安になったり、
まさに、
『赤信号みんなで渡れば怖くない』
ビートたけしさんが昔漫才をやっていた時に、流行らせたフレーズ。
禁止されていること、ダメだと分かっていても、みんながやっているから、ダメだと分かっていても、やれてしまう、と言う意味合いなんですが。
他の人が一緒だと、間違っていても安心してしまうんですよね。
これってスゴい怖いことで。
間違っていることに気付いてなくて、やっていることは、間違っているので、どうしようもなくて、
正しい知識を勉強するしかないのですが、
間違っているかも、と不安ではあるけど、みんなが選んでいるし、多分大丈夫だろうと、
不安や間違っているかも、って言うことに無理やりフタをしている。
赤信号を渡るのはダメだと分かっているけど、みんなも渡っているから、まーいいか。
そんな感じです。
ケアマネジャーの世界でも、みんながやっているから、これやった方がいいよ。
そんな風に、みんながやっているから、自分もやっている、そんなことが多いんです。
不安を無駄な作業をすることで、フタをしているんです。
正しい知識を身につけて、みんなが赤信号を渡っていたら、止まれる存在になりたいものです。
かわ