坂本龍一さんの訃報が報道されました。
世界的なアーティストで、誰もが一度は耳にした事がある有名な曲を何曲も世に出してきた方。
YMOの曲は、今聴いてもオシャレで、全然色褪せていないし、よくこんな曲を40年も前に作ったなと思うほどです。
坂本龍一さんご本人は、亡くなられましたが、
坂本龍一さんが、作った曲はずっと残って行くんですよね。
昨日の速報があり、坂本龍一さんの特集が放映されていたのですが、その中で、坂本龍一さんが言っていた言葉で、
『子供達に何が残せてあげれるか』
そんな事を言ってました。
好きな言葉でも、
『芸術は長く、人生は短し』
自分の命は短いものだけど、自分が作った芸術は、ずっと世の中で生きている。
そんな想いで、曲を作っていたんですね。
確かにYMOで作った曲や、坂本龍一さんの曲は、ずっと世の中で生きていくんでしょうね。
そんな風に考えると、自分は何を残せていけるのかな、って考えてしまう。
私がいつもお弁当や、お菓子を入れている袋があるのですが、
その袋が、この袋なんですが、
先日もお店でこの袋を出したら、定員さんがとても気に入られて、どこに売っているのか、教えて欲しいと言われたくらい。
ちょうどお弁当が入る大きさの巾着袋。
お寿司の🍣刺繍がされていて、とてもお気に入りの巾着袋。
昔デイサービスで、働いていた時のご利用者さんで、裁縫が大好きなご利用者さんがみえて、
そのご利用者さんが、作られて、私にプレゼントしてくれた物なんです。
その方は生物が食ばる事ができないカラダで、お寿司が食べたいけど、食べれない。
そんな思いを込めて、食べたい食べ物を刺繍にしているんだそうです。
めっちゃ可愛いですよね。
作ってくれたご利用者さんは、もう亡くなられてしまいましたが、
この巾着袋を見ると、いつもそのご利用者さんのことを思い出すんです。
この巾着袋と一緒に、そのご利用者さんは生きているんですよね。
私も今ケアマネジャーとして、新人の後輩を2人教えています。
何も分からないところから、制度のことや、仕事の流れ、書類作りや、保管の仕方、
良くも悪くも、私が教えた事が全てになってくる。
中途半端なことも教えられないですし、間違ったことを教えることも出来ない。
自分が1番理解して、正しい事をしていないと、間違ったケアマネジャーになってしまう。
そう考えると、まだまだ学ぶ事は多いですが、私が残せるのは、ケアマネジャーとしての、仕事の進め方なのかなって。
何かカタチに残るものでもなくても、未来に残せる何かを創って行きたい。
かわ