ラブストーリーは、突然に。

ドリームズカムトゥルーも、突然に。

小田和正の真似をしてみましたが、後で見ると、似てないと判明した写真です。

施設入所の、男性ご利用者さん。その奥さまがご主人さまの事が大好き。

毎日、施設に来ていたのですが、やっぱり家が良いと。

近いうちに家に帰らせたい。と何度か相談にのっていました。

そんな中、体調を崩してご主人さまが入院してしまいました。

奥さまは、心配で、だいじょうぶかしら？と、やっぱり毎日病院へ。

退院が近づいてきた頃、私は、ご主人さまのいる病院へ。

病院には、退院支援室があり、担当の看護師さんがいるのです。

私はその退院支援の看護師さんと退院に向けて話している時に、

このまま、安心して受け入れてくれる施設に戻っても良いのですが、

奥さまは、一度でも家に帰らせてあげたいという、希望があるんですよ。

と伝えました。とてもよい退院支援の看護師さんでした。

私の話を聞いてくれて、必要な物やタクシーの手配をしてくると言うのです。

私は、以前奥さまから聞いていて、家の帰り方や、家での生活について

考えていたので、家の中に入るまでには、階段や段差がある事は知っていたので、

その事を伝えたら、看護師さん等の介護者を一緒に手配してくれたのです。

これで、退院して、一度家に帰るという夢が叶ったのです。

奥さまは喜んで、夢が叶ったわ、これで最後かもしれないから、本当に良かったと。

とても喜んでくれました。

でも、これで最後にはしたくないですね。

奥さまは最後のチャンスと思っていたそうですが、

これは、終わりでは無いですから、またタクシーや介護者のチームを組んで、

家に帰ってもいいし、散歩してもいいのです。

こんな事が出来るんですよ。と奥さまとご主人さまに知っていただけので、

これは、始まりなんだと思いますね。

私は、地域連携室の看護師さんと相談しただけなのですが、

奥さまから、とても感謝されたのです。

ちょっと手伝っただけでも感謝されるのも悪くないなと。

なにより、

ご利用者さんとご家族さんの夢が叶ったので、本当に良かったです。

ひで

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