『大丈夫ですか?』
『大丈夫ですよ』
とある利用者さんのご家族さんとの会話。
ご家族さんの介護負担が大きくなっていき、色々な問題が浮き彫りになってきた時のこと、
ご家族さんに聞いたのですが、その時は大丈夫とお返事をいただくも、その後、
やはり体調を崩されて、ご家族さんがダウンしてしまうことになってしまった。
ご家族さんは『ウソ』をついていたんです。
悪いウソではなく、相手を思ったり、自分がやらないといけないことなので、人には頼ることが出来ない。
そんな思いからついた『ウソ』。
大丈夫じゃなかったんですよね。
子供さんがいたり、お仕事があったり、
その中で介護もやって、体力的にも、精神的にも負担があり、オーバーヒートになってしまう。
人ってウソをつくんですよね。
相手をおとしめるウソや、誰かが困ってしまうウソは当然ダメだけど、
相手を思ったウソや、相手を傷つけないためのウソは、自然とついてしまう。
彼女からこの洋服似合う❓❗️ と言われて、『似合わない』とは言わないですよね?
言えば何言われるか分からないですし、ケンカになってしまいますよね😆
ケンカになるくらいなら、『似合う』っていったほうが、相手も喜ぶし、その後の関係も円満になるし、
『ウソ』をつかない理由なんてないですよね😅
でも、そんな人を思ったウソで、自分を苦しめてしまうウソもあるんですよね。
そんなウソを私たちは見破らないといけないんですよね。
『大丈夫』の裏側を、なんらかたちで、気づかないといけない。
いつもはキレイに片付けてある部屋が、汚くなってたり、
キレイにお化粧や、お洋服も着替えている人が、お化粧をしていなかったり、服も汚いまま着ていたり。
ウソを見破られる人にならないといけない。
大丈夫かな?
と思った時の、相手の
『大丈夫』はウソの時が多いように思います。
かわ