『それはね、あなたのコミュニケーション技術が低いってことですよ』
会議の場に響いた一言。
とある会議で思いを伝えた方に対して放たれたアドバイザーさんの鋭い助言。
今回サポートとしてその会議に同席させていただき、皆さんの意見を聞きながらなるほど🧐なるほどと。
関わる立場であったり、当人なのか支援者なのかで思いや伝えたい、伝えてほしい言葉は変わるのだなと改めて考えていた時の一言。
今回の事例にはどう対応したら良いのか
どの段階で見直す必要があったのか
どうしてそのような結論になったのか
このケアマネジャーという仕事をしていると決して毎回がニコニコという訳にはいかず、悩むことや壁にぶつかることがあって当然。
それが誰の責任?
ではなくチームで考え少しでもその方の夢が叶えられようにみんなで考えて動いていくものだと。
どうしても関わる介護側の人間だけで会議をしてしまうと、かなり偏った意見になりがちなのかもしれません。
だから今回のように専門的にアドバイスくださるチームを交えて話をすると新たに気づくことばかり。
自分に置き換えて考えてみたら確かにそうなんです。
私の思いを伝えてみても全然伝わってないな🤔、聞いてくれて無いな。
そう感じたら何度でも伝えたくなるんです。
そんなつもりは無いにしても、どちらとも取れるような言葉を言われたら腹が立つんです
自覚している事を上乗せで言われたら嫌なんです。
そこをちゃんと理解せず、傾聴したり対話する事に数時間かけていること。
これは何にもすごいことではない、と。
『それは、あなたのコミュニケーション技術が低いって事ですよね』と。
こんなに話を聞いてあげてる良い人
これだけ聞いたんだからもういいでしょう
そんな気持ちが裏にあればきっと相手にもその気持ちが伝わってしまって、何時間かけてもどれだけ向き合っても話を聞いてくれない人。
何にも伝わらない人になるのかなって。
ケアマネジャーの仕事は『言葉』をつかう仕事だと私は思っていて、自分の綴った文章も、伝えた言葉も何もかも相手の心にどう刺さっているのか。
笑顔になれたり、辛さを吐き出せてもらえて涙を流せたり、学ばせてもらったり。
この一言もそう。
この部分だけを切り取って聞いたら『酷いなー!😤』ともなりかねませんが、気づかせてもらえる愛ある厳しい言葉だなと。
どれだけ経験を積んだとしても、毎日新しく感じたり学ぶことばかり。
決して慢心になることなく、これからもスタッフみんなで成長していきたいと感じる真面目な時間なのでした😺
おおす