山男の400坪の山の土地。
仕事を引退したら、ここに住むと毎週作り続けてきた趣味の場所。
ひとりの存在の大きさ
亡くなってから、どんどん傷んでいく山。
一年近く誰も行かなかった時もある。すると、使ってないから綺麗に保てるということはなく、使ってないからどんどん傷んでしまうのです。
こう言うところでも、後輩が自ら動いてくれる優しさばかり。
2年前の8月9日に亡くなり、色々なことが分かってきたのです。
排水溝の掃除。いつ来ても綺麗だった排水溝。これは毎週山男が綺麗にしていたからだったのです。
今では水が溢れ、道に落ち葉が溜まってしまうのです。そこから初めて教えられる。
毎週の日常が無くなったことで、2年近くなりこう言う問題が起きてきている。
大切な人の想いを引き継ぐ
山男は人としても漢として、何だか教えていただけることばかりの人でした。
趣味の域を超えた、遊び心のそのセンス。
ショベルカーを使い、ひとりでこの石を積み続けたのです。びくともしない石。
これまでおかしいなと言うところは、山男が都度修繕していたのです。しかし今は誰もやる人がいない為に、小さな石が落ちていたり。
すると力が集まるのです。大工の三平ちゃんの出番。
山男の葬儀の時、隣に座り早いよなぁと一緒に肩を落とした三平ちゃん。
そして山男がやり残したことは、長女さんが引き継ぐ。
後輩達の早さがあれば、山男のやりたいは驚くほどの早さ。これからしばらくは何杯も繰り返す作業。
ここでも頼もしい力達。
また山男の同級生も、全国から集結してきている。
亡くなってから間も無く2年。今動き出したのです。
山男の残したとても大きい管理が大変な山。誰か手をかけないと、あっという間に傷んでいく山。
しかし大きな愛情も沢山置いていたからこそ、そんな大切な山をみんなで絶対維持したい。そんな力が集結しているのです。
やらされては続かない
集まるメンバーがみんなこの場所も好きだと言うこと。
みんなでこの場所を守る想いは、山男への想い。
あっという間に表情を変える場所。
これだけの敷地がずっと綺麗に保っていたのは、好きだからこそ続いていたこと。
しばらく放置してしまったことで、ここまで傷むと分かった今、山男に教えられること。
想っているだけでは傷んでいく
行かなきゃ行かなきゃ。やらなきゃやらなきゃ。
大切な人が残したもの。守らなきゃと想っていても想っているだけでは、動いていないと同じ。それは山に限らず全て同じだろと。
新しいやりたいから、そこに後輩達のとんでもない力を発見したこと。
山男にちょっと報告。わくわく楽しめる大きな力がここにありました。
笑顔いっぱいまとめていた、チームリーダーのりさんがいる限り。そして力ばかりの後輩達がいる限り。
担当ケアマネだったのりさんは、今尚山男を想い大活躍していましたよ。
飛行機雲が出ると明日は雨。本当に雨なんですね。
本日も笑って笑っていってらっしゃいませ✊
世にも奇妙な物語13 はい?今も昔もそんなことは一度もしたことはありません!え?でも僕は見たんです。はい?絶対に見せることはありません。え?こうじはそこで初めてあの時はなんだったんだと思うようになるのです。
なぎ