昨夜は山男の会社の忘年会へ。山男が天国へ出張してからは、奥様が社長となりみんなで一致団結。
そんな奥様の挨拶から会は始まる。
出逢って22年。毎年呼んで下さり、私の子供達までよくして下さるのです。
この22年で、当たり前ですが、皆さん22才歳を重ねている。
山男と飲める時間がとても楽しくて、毎年楽しみにしていた時間。昨夜も一緒に乾杯。
山男の同級生の方との写真。あれ程まで楽しそうに酔っていた山男の顔は初めて見た時。
そんな写真を見ながら、また逢いたいなと思う気持ちばかり。
勝手な任務
山男が写真で参加する様になり、昨夜で2度目の忘年会。
山男が最後くさなぎくん締めてくれるか。毎年嬉しそうに酔った山男の流れで、目の前に座っている私に無茶振りタイムがあったのです。
昨年は奥様の挨拶で終わり、自分の中でどこかでホッとしていたのです。無茶振りも無いしこれで気楽に飲めるなと。
しかし会が終わってから、とんでも無くやり残した帰り道。締めの挨拶は、山男からの任務だったのじゃないかって。
昨夜また奥様の挨拶で終わる時。またどこかでホッとした私。そう思ったその瞬間、昨年の帰り道と間違いなく同じ気持ちになるな。
大きくよぎったのです。もう終わっちゃうぞと言う、そのゼロコンマのタイミングで、✋少しだけいいですかと。
想いを話させていただき、毎度の一丁締め。いつもの皆さんの笑顔と雰囲気で、会がお開きになった時、やっぱこれだなって。
この笑顔こそ、毎年山男が私に任せた任務だったんだなと、全て都合良く受け入れる。そしてまた来年もみんなで頑張ろうな。そんな時間になっていたのかなって。
命ある限り
山男が入院していた病院は、親父と同じ病院でフロアは違うにしても、個室で全く作りが同じだったのです。
あの時感じた複雑な気持ち。ガンで入院も同じ。年齢も同じ。山男もこのまま帰れないなんて無いよな。
この気持ちは山男のおかげでまた上塗りされて、今は無くなりましたが、あの頃は悪く考えてしまった自分がいたのです。
しっかり完治して退院出来る時、急いでやり残したことが叶ったこと。娘さんと奥様も見えて、本当良かったねと。
そんなやり残したこととは、両手いっぱいの荷物の重さを感じたくて、急いで飛んで行ったのです。娘さんがそんなそんな待ちますよの言葉を振り切って、親父の時に出来なかったことをやらせてもらったのです。
本当良かったなぁ。1番前を先頭切って勝手に荷物を運ばせてもらった懐かしい思い出。
その時、やっぱり生きるって当たり前じゃ無いんだなって。そして感謝ってずっと出来るって当たり前じゃ無いんだなって。
いつも一緒に笑って下さる方も全く同じで、いつお別れがくるなんて本当分からないことを、大き過ぎる悲しみが沢山教えてくれるのです。
やりたいと思ったらやらないと後悔すること。昨年感じたその気持ち。昨日もどこかでホッとしようかなと迷ったこと。
たったひとつの行動。やって良かったなって心から思ったこと。もしかしたら、やらなきゃ良かったなって思ったかもしれない。
例えどっちに転んでも、やらなかったモヤモヤした気持ちは全て消えること。命ある限り、たった一度の人生だからこそ、やりたいはやらないといけないなって、昨夜山男にも勝手に教えられたこと。
くさなぎくんありがとな。いつもそうやって会が終わっていたあの気持ちに、3年ぶりになれた時間。
おかげで今朝は清々しい朝を迎えています。改めていつもありがとうございます。
気持ち新たに、本日も笑って笑って行ってらっしゃいませ✊
年賀状企画の想い⑦大人になったからって、これまでやってきたことをやらなくなるのは勿体無い。絶対変わらないみんなの気持ち。みんなで笑おうよ。創り手がもっと笑おうよ。笑って始まり笑って終わろうよ。やるからには手は抜いてはいけない時間。
なぎ