15年ぶりの場所へ行って、全く変わらない愛を感じた時間。
初めて社会人になった時、新たに立ち上がった老人保健施設に、共に入社した43歳のみやこの家に集まっては、いつもみんなで遊んでいたこと。
当時高校生だった息子のよっさ。娘のゆうきと、当時彼氏のくにちゃん。
週1回、みやこのごはんを食べに行っていた時間。とにかく美味しくて、その時間が楽しくて、いつもドンジャラや7並べをしては、夢を語った時間。
みやこのお子様達の結婚式も家族の様に呼んでいただき、お互い生活環境も少しずつ変わり、これまで会っていた時間は、いつからか会わなくなっていくのです。
くにちゃんとは定期的に会いながら、仕事の話。苦しい時には必ず会っていた中で、あの時よく集まっていたよねって。
変わらない場所
昨夜15年ぶりに集まった時間。匂いや家具の配置や壁の写真。あっこれ作った作ったって。
入った瞬間一気に思い出したこと。そのまんまだったのです。全てがあの日にタイムスリップ。
みやこから、はいこれひっくんと出てきた箸。
ずっと捨てずに置いていてくれたこと。また覚えていてくれたこと。
みやこっていくつになった?71歳だよ。
みやこの作ってくれる、懐かしい美味し過ぎるごはんを食べながら、空いた部屋を見て思ったこと。
子供たちが出て行くってどんな気持ち?まあ初めは寂しかったよ。でも慣れてきちゃった。
15年前、反抗期のよっさがいつも怒っていて、娘のゆうきは弟を宥めながら、みやこはいつも困った顔。みんなは兄や姉の様な立ち位置。
そこにいた子供たちは、みんな家を出てみんな同じ道をしっかり歩んでいる姿。この先訪れるのは、自分の子供達も今の家から出て行く時なんだなって。
親子時間
忘れもしないこととして、25歳で結婚して実家を出る時の母の言葉。
『もうこれで最後なんだね』
朝、弁当を手渡してくれた時の言葉。この日の言葉を鮮明に覚えている。毎朝、子供達の為に早く起きてくれて、大変な中作って下さった愛。日々時間に追われる中、最後の弁当。
子供の気持ちから、もう数年であの時の母親の気持ちを感じる年代。私なんか何もやっていないのに、子供が出て行くのは寂しいもの。
でもきっとあっという間。息子は県外に行きたい場所があると言えば、娘も行きたい場所は県外。そうか後2年。
親父として、子供と同じ屋根の下で過ごせるのもあっという間。
愛ある場所
15年ぶりに集まった懐かしい場所。
愛ある場所には、いくら年月が経とうが、そこに集まり同じ様に心から笑えること。
15年経っても何ひとつ変わらない、みやこの愛に包まれた場所。
家族に限らず職場も同じだよなって、みやこの変わらぬ優しい笑顔を見ながら沢山学んだ時間。改めて、ありがとうございました。
本日も笑って笑っていってらっしゃいませ✊
年齢なんて関係ナイネ36 時代にやられない様に。夜が受け入れられないなら、昼のキャバクラ。看護師さんのバイタルチェック。また女性のケアマネさんも一緒に。インフォーマルプランにして心から感じたこと。
なぎ