家に帰ると、パパぱぱパーパ、だいちゅきだよぉくらいに、尻尾を振って迎えてくれる。とにかく凄い。
出掛ける時は、ぷぁーぷぁ、行かないでよと膝の上。床に置いても、瞬間膝の上。
もう絶対イヤよ。そばにいて。離さないで。膝の上からおろして外に出ると、まるで虐待をしているかの様な凄い鳴き方。
車に乗っても聞こえる声。可哀想な気持ちに毎日なる。
そんな中、子供達ははいはーい。じゃねー。またねー。帰ってきても、ただいま。シーン。寝てる🥹
あの頃は、犬の福の様にぷぁーぷぁ。だいちゅきだよ〜。遠い記憶。もはや妄想。
あれから5年
令和2年5月29日、犬の譲二が亡くなってから丸5年。
突然の事故のお別れ。13歳。
泣き崩れる子供達の姿を見て、同じ様にみんなも辛かった時。骨になっちゃったね。
みんな涙の中、撮した辛い写真でした。命の教育。
もうこんな悲しい思いするなら、犬は飼えない。何言われても飼わなかった犬。
令和3年5月12日、娘と同じ誕生日の犬の福との出逢い。生後4ヶ月でした。
娘が、私の誕生日と同じだからお母さん、パパお願い。どうしてもこの子を飼いたい。
譲二の生まれ変わりだからお願い。あれだけ飼わないと、何言われても心変わらなかったことが、生まれ変わりの言葉に、なんか心に一気にスッと入ってきたのです。
一気に明るくなった気持ち
今でも、福を譲二と言ってしまう時がある。それ程まで家も自分の心も明るくなった時。
絶対に大切にするから。しっかり動いて本当に子供達は偉いな。うんちも何も嫌がらずに、本当偉いな。
お世話も絶対にするからと、明るくなった子供達を見て、1年間も我慢したからこそ、やっぱり相当嬉しいんだなって。
パパありがとう。いやいや、こっちがありがとうだよ。
ただいま。あっ🥰パパおかえり。そこに見えた景色は、子供達と福がもう、うれちぃだの、うれぴいだの的な、もう大スターを迎え入れる勢い。チチ完全スーパーアイドル級🤭
変化していく
ただいま。はぁはぉはぁ舌を出して、もうぷぁーぷぁ。待ってたよ。ねぇねぇ大ちゅきだよ。
何も変わらない福の動き。あれから5年。だいちゅきだよくらいの勢いだった子供達、見向きもしない。
トイレは福のうんち1回分。オシッコ2回分。にも関わらず、トイレより睡眠を選ぶ。
チチが帰ってきても、目覚めやしない。母が帰ってくると、何故かムクッと起き上がり、一瞬でトイレが綺麗になる姿を何度見たことか。
あれから5年。期待したチチの誤り。しかし福だけは、何ひとつ変わることなく、チチだいちゅきだよ。
今も足の間で寝返りをさせない。チチの臀部の痛みなんて関係ない。
出逢いから別れ
今私と一緒に居てくださる大切な方達も、絶対に別れがくる。
年々、そんなことを思う時間が増えてきてしまう。
そう思うと寂しくなる為に、今過ごせる時間をやっぱり全力楽しみたいなって。
その時はその時。
しかし後々困らない様に、先日母親の最低限のことだけは知っておかないといけないなって。
亡くなった時のこと。何も知らないではいけない為、元気なうちにどこに何があるか。何をするか。
後は、やっぱり生きているうちにいっぱい笑いたい。
子供達との時間もきっとあっという間。
別れの寂しさ。しかし人間はずっと泣いてばかりにさせない様に作られている。
命の教育がどんどん増えてくる中で、やっぱり思うことは、人生は絶対に1度きりなんだなって。当たり前じゃないなって。
あれから5年。どんどんチチから離れていく子供達。
絶対この子の面倒見るから。ねえお願い。
あなた達、高校も大学も県外に行く気満々だよね。結果そう言うことね。
ぷぁーぷぁ。福はあの頃からもう分かっていたのかもしれないね🤭唯一変わらない。
変わった子供達と言えば、娘は母の身長を抜き、息子も背伸びをしたら母親とほぼ同じ身長。
譲二とのお別れから、みんな大きくなりました。
離してくれない犬もいれば、話してくれない子供達もいる。それも成長。そして最後にここでいつも片付くことがある。
『まあ元気ならいっか😊』
本日も笑って笑っていってらっしゃいませ✊
朝から
好き好き
止まらない^_^
なぎ