みるっくさんが行って下さった、絵本個人面談。
学校の生徒さんたちへ、読み聞かせボランティアをもう17年やっているのです。
沢山読み聞かせをしてきた中で、この絵本は誰々さんだな。この絵本は誰々さん。重ねた想い。
皆さんを想い、皆さんに想いを込めて、前日に絵本を購入。そしてプレゼントしながら行って下さった企画でした。
絵本からの想像力や、学びを届けているのだなって、改めて今回も感じたこと。
繋がる想い
偶然にも、読み聞かせボランティアをずっとしてきた瀬浪さん。
ご返盃とは言わず、ご返本だとスタッフさんとみるっくさんに読み聞かせでお返し。更には絵本をプレゼントして下さったと言うのです。
その絵本は『かわに くまが おっこちた』
瀬浪さんは、だいふくを重ねて選んで下さった絵本だったのです。みんなにはどう映ったのでしょうか。
動画を撮っておいて下さり、私は色んな角度から見て感じたこと。
素敵な絵本だなって。このだいふく11年の歴史があるからこそ、色んな顔が浮かび上がったのです。
かわに、くまがおっこちてしまい、そのくまに色んなどうぶつが集まり、共にかわを流されていく。
その流される中で、不安な仲間もいれば、わくわくする仲間。
結果最後、危険なことが待っているのです。
その時に、みんなとひとつに繋がりながらどう感じるか。瀬浪さんの読み聞かせに、絵本の中に吸い込まれながら、色んな視点となったこと。
1回2回3回4回5回と見ていくうちに、完全に見えたこと。
ケアマネジャーに出逢えたからこそ
私は、ジャージャーと流れる大きなかわは、ケアマネジャーのお仕事だったこと。
たまたま、みんなより早くこの仕事に関わらせていただけたことで、最初に出てきた、くまになっていた気分。
そして、かわに落ちてしまった私に、わくわくしようよと言う仲間もいれば、危ないから戻ろうよ。そんな仲間もいたり。
でも大きな問題が起きた時、みんなでひとつに繋がれた時を思い出したこと。
そこを乗り越えた時に、みんなで笑っていたこと。結果、そんな仲間達に出逢えたのは、私もみんなもこのケアマネジャーの仕事を何故か選んだこと。
色んなかわがあるにも関わらず、たまたまそのかわを選んでいたこと。これだけでも奇跡なのに、たまたま先に、かわに落ちた私を見つけて、共に流されてくれたこと。
24時間365日ある中で、たまたま、そのかわに流されていた、くまを見つけてくれた。
最初くまを見つけてくれたカエルは、ずっと1人寂しかった中で、流れてきたくまに飛び乗りノリノリになったこと。
でも何もかも全ての始まりは、ケアマネジャーと言う、この仕事を選んだことが出逢えた始まり。
順風満帆じゃつまらない
かわのその先に何があるか。
分からないからこそ、わくわくする。
分からないからこそ、不安になる。
そこにみんなが集まれば、楽しくなる。
この11年、これまで何度もヒヤヒヤしたし、わくわくもした。それでも離れ離れにならずに、みんなと共にかわくだり。そして、怖い思いをして見えた景色。
その先の物語
実は私の絵本には、その先の物語は続いていたのです。
良かった生きてるよ。
みんなで喜びあったその時、目に入ってきたものは、目の前に広がる、大きな海でした。
大海原のその遥か先に見える島。誰も見たことの無い夢の場所。実はその島は、誰もが絶対行けないと語り継がれる、夢の場所。
当然不安だと言うどうぶつもいれば、行こうよと言うどうぶつ。
しかし広過ぎる海。高過ぎる波。自分だけでは絶対に力尽きてしまう、果てしない距離。
でも、ぼくは泳ぐの得意だからとカエルがみんなのテンションをあげたのです。
そっか、みんなで交代に休み休み泳ご。これだけの仲間がいたら大丈夫だよ。
そうだそうだ。
くまは嬉しくて、みんなを押しながら、そして押されながら。
みんなと絶対離れない様に繋がりながら、やっと辿り着いた素敵過ぎる場所がそこにはありました。
昔々ある所に、かわが一本流れていました。別々にみんな生きていたのに、そのかわと出逢い、みんなと繋がることが出来たのです。
そのかわには、危ないから絶対近づくな。
でも実は。。。
そのかわに、みんな本当は興味津々だったのです。
くまを見て流されてみた時、不安だったのに、なんかとっても、心からわくわくしたこと。
その一本のかわと出逢えたからこそ、みんなで見た絶景、そして辿り着いた場所。
大きな福に包まれた場所が、そこにありました。
本日も笑って笑っていってらっしゃいませ✊
誰かこの絵本作ってくれないかな
(´∀`)
なぎ