昔を思い出した時。

昨日帰ると叱られている息子。叱られている理由と、息子の言葉が、自分の小さい頃と一緒だなぁと。

小学生の時、犬が欲しいと飼い始めた犬のジャッキー。

ファミリーコンピューターばかりやっていた時代。結局飼いたいだけでお世話せず。ゲームがとても楽しくて、母親から何言われてもゲーム中心の生活。

しっかり宿題しなさいの言葉にも、自分の心はうるさいな。何も聞かない息子に母激怒。

今でも覚えている、キチガイッ！の言葉。反発したなぁ。それに対して出ていきなさいの言葉に外に出されて反省した時代。

反省、そして入りなさいの繰り返し。

しかし、かなり厳しく叱られた時、本当に出てやるって。母親を一度困らせたくて、その時は大きな紫陽花を掻き分けて、家の縁側の下に何時間も隠れ続けたのです。

父親が帰ってきて、懐中電灯で外を照らし息子を探す両親。父親が母親に何やってんだと言われる姿。その姿を見て、何だか申し訳ない事したなぁって。

警察に届け出られても困るなと、自分から家に入ると、母親が涙してごめんねって玄関で強く抱きしめてくれたのを覚えている。

怒られてばかりで、気が付かなかったけれど、こんなに愛されていたんだって。

でもあの時、怒れてしまって、こんな家出て行くわ。自分なんか居ない方がいいんだ。死んだ方がいいんだ。思ってもない事、次から次へと怒りの感情だけで伝えてしまった事。

怒りが落ち着いた時、大きく反省したもの。

そしてお互いがごめんねと仲直り。

今、息子もそんな年頃で、とても昔の自分を見ている様でした。

ここから色んな成長をしていきながら、大人になっていくのです。

いくら言い合っても、いくら叱られても、言ってはいけない事、やってはいけない事があるもの。

感情的になってしまい、言われたら言い返してしまい冷静になれなかったあの日。

いつも一緒にいる家族と言う事もあり、一日どこかで顔を見る関係。どうしても過ごしにくくなり、ごめんなさいに繋がりやすい事もあれば、これが家族以外であった時、そのまま会えなくなる事もあるのかなって。

月日が経てば経つほど、謝りにくくなり話しにくくなり、そのまま疎遠なんて事もあるものです。

感情的になり、勿体ない行動をしてしまう。そして周囲から残念な人だと言われてしまう。

素直にごめんなさいって謝れる事が出来るのなら、一日でも早く謝った方がいいもの。

いけない事をしてしまったのにも関わらず、そこに向き合わず感情的な行動。絶対に自分に跳ね返るもの。やはり、素直にごめんなさい。大切ですね。

本日も大切な方と、より平和なピースサイン２月２２日のゾロ目日になります様に✌️

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なぎ