気象予報のプロフェッショナルからの情報が入る。 『21日から22日の夜は星空がよく見える。』
『こと座流星群を楽しめるかもしれない。』との嬉しい情報だった。
自宅は住宅街の中にあるが、23時から24時頃は、家の明かりも減り、絶好の星空観察ができる。
23時を回り、「さあ、いよいよ、流れ星観察だ。」と、天体観察準備に入る。
わくわくしながら、部屋からベランダに出る扉を開く。・・・・・・・。
開扉から、外に出た時。目前に立ちはだかる黒い影。
そこに、やつがいた。
『地獄からきた漢・・・・、スパイダーマン。《マン》はいらないな。蜘蛛だし。(~_~;) それに、名乗り方が、被っているぞ。(漢だけ)』
しばらく、その場で立ちすくむこと5分。
『まいったな~。カミさんや、子どもたちに話すと・・・・。しまつしたんだよね。たしかに、やったんだよね。て、言われそう。』
逃がそうかな?、内緒でさ。
可哀そうだし。しかし、そう思えないほど、とにかくデカくて怖い。
『そうだ。逃がそう。』 と、心に誓う。(そうだよ。正直に話をしなければ、バレないし。)
しかし・・・・。突然、飛び掛かってきそう。慎重に対処しよう。
で、とりあえず威嚇してみる。
効果なし。(いや~、間接的にも、触れたくないな~。刺されるぞ、きっと。 !(^^)! うん?。
ヤンに、よこしまな考えが、頭をよぎる。(刺されたら、スパイダーマンか? !(^^)! いやいや、高熱出して大変になるから止めて。⇒天使のささやき。)
結局、棒切れで、つついて追い返し、一件落着したのだった。
ここで、ふと思い出す。『そういえば、支援センターしょうわに勤務したいた時にも、この蜘蛛で、大騒ぎしたような?。』
まさか・・・・。そうだったのか。
あの時、愛車に蜘蛛を乗せて、一緒に通勤していたんだ。昭和区の住宅街に居たのではなくて、家の庭から、偶然にも、僕が連れ出していたんだな。
(車に乗る時は、蜘蛛が中に入らないように、注意しよう。と、心に刻む。)
ハリウッド映画のスパイダーマンより、東映が制作した、日本の実写特撮テレビシリーズのスパイダーマンの方が、馴染と感じる ・・・・ 漢
ヤンより。