福祉用具の選び方。
ケアマネジャーをしていると、ご利用者の生活の中で、車椅子や手すりがいるんじゃないか、と思う事がけっこうあります。
そんな時は福祉用具の事業所に連絡して、
こんな感じで、こんな事に使いたい、と話すと
福祉用具専門員が、
こんなのどうですか?とか、それなら、コレがありますよ、とか、提案してくれます。
そして、いくつかの福祉用具を用意していただいて、持っていって、直接利用者さんは、使わせてもらえるんです。
だいたいの場合は、利用者さんに気に入ってもらえますね。
私は福祉用具の方の意見も聞いて、相談する事が多いのですが、
看護師さんや、理学療法士さんは、コレを借りてください。と機種まで決める方がいらっしゃいますね。
以前、看護師さんが、『私がベッドからマットから車イスまで用意しますからね』と言っている方もいらっしゃいました。
それだけ、病院では使命感を持って仕事をされていたのでしょうね。
在宅で介護を受ける方は、福祉用具はレンタルできます。借りられない物もありますので、福祉用具の専門の方の話を聞いてから選んでも良いのかな?って思います。
ずっと前の事ですが、家族の希望でミトン(手を覆うグローブみたいな物)が買えないか?と相談され、福祉用具の方に電話して聞いてみました。
私『そちらは、ミトンを取り扱っていますか?』
担当者『え?もう一度、おっしゃってください』
私『え〜と、ミトンはそちらで買えますか?』
担当者『ミ、ミカン?』
私『違います、ミトンです。』
担当者『……ミカン、?』
私『ミートーンー!まみむめも、のミー!、たちつてと、のトー!、わをんの、ンー!』
なんて言っている自分自身がバカバカしくなってきて、笑ってしまいましたね。私の滑舌、そんなに悪かったでしょうか。それともミカンの注文の可能性があったのでしょうか?そしてミトンは取り扱っていましたね。気付いてよ、もう!ドンカンなんだから!
福祉用具の知識も知らないと、意味なくなりますからね、
ダニ退治のスプレーに針が付いて、マットレス内部にスプレーできるのですが。エアマットにも、刺しちゃって、空気が抜けてしなしなになったり、L字に曲がる冊や手すりに洗濯物干したりして、違うんだけどなー。と、思ったりもしますね。
福祉用具も、進歩していまして、ケガが事故が、おきにくい作りになったり、もちろん便利で使いやすくなったり、しています。
商品知識も知っておかないといけないですね。
本人様に合った福祉用具を使っていただきたいですからね。
ひで