ここのところ、過ごしやすい天気が続いている。
夜も、比較的暖かく、眠りにつくことができる。
はず・・・・、なのに。
最近の私は、どうも寝つきが悪い。
先日も、目がらんらんとして、眠れない。
だから、少し楽しい事を考えながら、眠りを待つことにした。
楽しい事。楽しい、思い出・・・・。
久しぶりに、末娘の事を思い出す。
ポテト
ご飯をあげる時。大好きな、スプラウトをあげると、おねだりでよく、
2本足で立ち上がっていた様子を思い出しながら・・・・・。
・・・・・ウトウト。
知らない間に寝てしまった。
そして、翌朝。
はっと、目が覚めた。
そして、ふと想う。
『ポテトのお家、大丈夫かな?。』
最近は、ま~と、さやぴ~に、かかりっきりだったから。
手入れが行き届いていなかった。
だから、急いで、様子を見に行った。
案の定、風雨にさらされて、地面と一体化しそうになっていた。
『ポテト、気が付かなくてごめんね。』
もう一度、あの頃のことを思い出して。
そして、感謝を込めて、作り直してみた。
(今度の休みは、周りをもう少し、きれいにしよう。)
以前、娘のさやぴ~が、話してくれた。
『ぺットはね、嬉しいことがあると、その後で雨が降るんだよ。』
そんなことを、ふと思い出した。
そして・・・・・後日。
雨が降った。
話は変わり。
人は、大昔から、月に魅せられている。
和歌や短歌に歌われることもある。
かみさんが、カラオケでよく、『綾香の三日月』を歌う。
『君も見ているだろう この消えそうな三日月 つながっているからねって・・・・・ 』
車の中で、歌を聴きながら、ふと夜空を見上げると、そこには・・・・。
見たことがない様な。オレンジ色の、お月様。
僕も、ミステリアスな月に、魅了されている。
その昔、戦国武将の中に、月に願い事をした人がいる。
山中鹿之助 (やまなか しかのすけ)
三日月に向かって、『願わくば、我に、七難八苦を与えたまえ』
と願いを立てたという、話がある。
『困難、苦しみを恐れず、そのことを受け入れて、自分がより成長
するための糧にしよう。』
という意思を示しているようです。
痛みを伴わず、リスクを回避できる、そんな能力を高めていく、教育方法もある。
しかし・・・・。
私自身の事を、考えてみると。
僕にとっては、『願わくば、我に、七難八苦を与えたまえ』の方が、
むしろ、自分らしい。
そして自分は、より成長できるはず。
そう思いながら、あの夜は、月を眺めていた。
~あの夜の、月に魅了されて~ ヤンより。