なぎブログ

自分らしさを貫くと、大きな福が訪れる!

投稿日:2019年8月13日 更新日:

夕方辺りから寒い。エアコンの温度が妙に冷える。皮膚もチクチク。久しぶりに来るなと。

 

20代では熱ばかり出していた身体。今では殆ど熱は出ない。でも今回ばかりは怪しい。見たら見たで落ち込んでいたが、今なら大丈夫でしょう

私、この7度台が、1ヶ月続いた事があるのです。その日以来の熱。

 

5年前父親のドナーとなった時、終わってからの1ヶ月ずっと熱が下がらなくて。

 

その時は、やりたい事や夢、挑戦したい事。ひとつもありませんでした。孝行息子頑張れよ。なぎさん頑張って。なぎちゃん頑張れ。やるだけやったのに、父は動悸が激しくなり、もがき苦しみ、自分は微熱が続き、あの頃は本当に辛かった時期。

 

そして天国に出張に行ってしまい。でも後悔だけは一切なくて。それはあの日の言葉。

 

『せがれの血で死ねたら本望だ』

 

よくせがれの血、息子の血と自慢していたものです。あまりに苦しくて、モルヒネを使った父が一言

 

こんな苦しい経験したら、死なんて怖くないわと。もう死を覚悟していたんですよね。そんな時も、仕事は上手くいってるか、仲間は大切にしろよ。口癖の親父で、本当に素敵な父親でした。

 

自分がとにかく辛い時に、人の事を心配できる。並大抵の心じゃないと思います。父として誇りですし、今後もこの生き方は忘れる事が無いでしょうし、とにかく、この命をかけて教えて下さった教育で、自分は大きく変わった時でした。

 

父には一切触れることも出来ず、久々に触れられる許可が出たのは、亡くなる6時間前。今日が山かもしれません。一旦帰り、浅い眠りで寝たり起きたり。

 

深夜2時の電話。飛び起きました。母からでした。

 

『お父さんがもう危ないから病院に行って』

 

どうしたらいいか分かりませんでした。混乱したのはこの時だけ。

 

まだ保育園の子供たちを、抱き抱え妻と向かったんです。そして、身体中管だらけの親父。子供達にも隠す事無く、ありのままの姿を見なさいと。全身浮腫み、変わり果てた姿のお爺ちゃんを久々に見た子供達は、びっくりしていた光景を、今でもしっかり覚えています。

 

そしてそれから6時間後に、8時22分に天国へ。姉や妻が泣き崩れる中、母と私は泣く余裕も無く、ここから親父との約束を果たすんだと、無我夢中で動いたものです。

 

『俺の葬儀は盛りあげろ』これが口癖でしたから。喪主として、盛大にやってやる。それが今まで余興で企画してきた最大限の力を発揮してやると、燃えた時でした。悲しみを紛らわして居たのでしょうね

 

父の葬儀も余興企画で、今までの経験が生きた時でした。

 

盛り上げたい。1番大きな葬儀場を母が手配し、そこから、葬儀の内容の話。全てが初めてすぎて、あれもこれも追加していくと、お金が増える増える。これは今後の勉強になりました。

 

何よりも拘ったのが喪主の挨拶。男ならマイクを持て。この教えで、小さい頃から育ってきましたから、スタンドマイクにしますか?手持ちにしますか?

 

即、『手持ちでお願いします』

 

挨拶文はこんな感じでいいですかと、渡された紙。

 

『必要ないです。自分らしく話していいですか?』

 

何分位話されますか?

 

『分かりませんが、空気を見て話したいので』

 

長くなりすぎると、ダラダラになってしまいますが

 

『大丈夫です』

 

『あと音楽を流していいですか』

 

喪主様のご挨拶で、今までその様な方は居ませんでしたが

 

『私が喪主です。私のやりたい様にやらせてください』

 

頭の中は、俺の葬儀は盛り上げろ。ここしか頭になく必死でした。

 

人が何言おうが、人様に迷惑のかけない事ならばやる。まさにこの喪主の挨拶は大成功でした。最後の告別式では、拍手がおきた葬儀でした。今でも言われます。あの時の挨拶は良かったねと。自分も心からそう思っています。父との約束を果たした時。決めた事は、必ずやり遂げるもの。

 

最後の親孝行は、ここなのかなと常に思います。

 

あそこで、渡された紙を読みあげていたら、この拍手はなかったはずです。

 

 

自分らしく

 

これこそ、父から学んだ最後の教育。人が何言おうが、やらされずにやる。そこに人様に迷惑をかけない事ならば、徹底的にやっていいんだ。改めて感じた時でした。

 

他は、健康じゃ無ければ、夢も希望も何一つ感じないと言う事も、大切な最後の教育。

 

そして、どんな時も相手の事を心配出来る。今この微熱でそう思えるのか。自分が苦しいのに、果たして出来るのだろうか。

 

まだまだ未熟者。そんな中、自分が苦しいのに、相手を心配出来る方がいる。本当に凄い事。

 

『いつもありがとうございます』

 

 

 

お盆ですね。久々に親父は帰ってくるのですね。また一杯飲みたいものです。

なぎ

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大福

ボクたちを押した分だけ、大きな福が届くからね

▲ だいふくボタン

この『だいふくボタン』は、熱田神宮で祈願し、実際に大きな福を詰め込んであります。

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