花の蕾が好き
そんなキャラとは。
失礼しました。おはようございます。
光GENJI余興のチームで、お手伝いをしてくださった方が沢山見えたのです。その中でも、カメラ撮影や、衣装の手直しや、色々と嫌な顔ひとつもせず、手伝って下さった方。
本当によく動いてくださり、みんなからのマネージャー的立ち位置となり、影で支えて下さった方。最後の追い込み期間、参加出来なくなってしまい。
遠くに住むお父様の体調が悪く。そこから、何かあればすぐに飛んでいける様にしていたのです。
昨日、息を引き取ったと連絡を頂き。こうやってブログにあげる事や、死を寄り添える様になったのは、私は父の死からなのです。
この仕事をしていて、死に対して何を伝えたらいいのだろう。昔はあまりにも言葉が出てこなくて、本当に最後の最後で何を伝えたらいいのだろう。言葉を探したものです。
しかし、6年前の父との別れから、あまりにも悲しい経験が、残された方へ寄り添える様になり、父が命をかけて教えて下さった命の教育は、今なお特に感謝する日々です。
経験値。やはりこれこそ、相手様へ、心から伝えられる言葉となるものです。こんな事伝えていいのかな。昔はそんな事考えていたら、かける言葉が見つからなくて、何も話せずに終わっていたと思うのです。
63歳と言う早さで亡くなった父ですが、父の命の教育は、喪主の大変さから、葬儀の流れから、お金の事、亡くなってからの大変さ、周囲に気を遣わせる雰囲気、その後の心の寂しさや、また終わったねという、家族の絆。
寂しいばかりじゃ無くて、あまりにも悲しみの真っ最中に、とにかく忙しくさせてくれるのです。亡くなった方は、沢山の人を集める力があるからこそ、バタバタする事も経験させて下さる訳なのですが、そのバタバタこそ寂しさを紛らわす、終わったねに繋がると思うのです。
気が付けば、一つのチームとして、亡き父の為に、動いて下さった方々の悲しみの顔は、どこか良い顔してて。
なんだか思い出します。今日がお通夜なのかな。私も父が俺の葬儀は盛り上げろって、えらいことを言って、遠いお空へ出張するものですから、本当光GENJI余興の想いそのものでした。
一緒にするなって。いや、ほんと同じ気持ち。どんな時も、盛り上げように差はなくて。とにかく嬉しかったのは、酒好きの父でしたから、大切な仲間と父を囲んで飲んだ、通夜のお酒。あのお酒程、泣けて嬉しくて悲しかったお酒は、本当に大切な思い出。台風7号直撃の、嵐の中の最後の夜でした。
みんなで酔い、父の顔に酒こぼして、父もいい迷惑なのに、顔一つ変えず。そんな父と、朝まで飲み明かしたものです。途中親戚から、寝れないと言われても、寝かさないと一切聞く耳持たず🤣父との約束を果たした日。
みんな次の日、仕事半休まで取って下さり、顔パンパンで、告別式までずっと付き合って下さって。
死は寂しいもの。当然そうだと思います。でも大切な方とのお別れから得たもの。それは、大きすぎる言葉の重みというものを、手に入れました。この仕事にやはり死という時間は多いものです。
その時心から寄り添える
その時の気持ちが蘇る
その時心から頷ける
よく頑張ったねって。心から声をかけられる。
今は苦しくて寂しくて涙が止まらなくて。でもその時間こそ、今後に生きる、大きな時間となるのですから、そのお父様の命の教育を大切に感じる時かもしれませんね。
ご冥福をお祈り致します
なぎ