妻のおじいさま。昔、私が担当ケアマネをやっていました。
九州で一人暮らしをしていて入院。入院中でも転倒を繰り返し。さすがに、退院後一人では生活出来ないねと。
病院で全て検査をして、名古屋での生活も問題ないからと、名古屋に引っ越し。
名古屋に来てから、どんどん認知症状が悪化していく。環境の変化ってここまで、認知面が進むんだなって、色んな学びから、頷く事ばかり。
そして、ケアマネとなりまだ間もない私は、環境の変化ばかりだと、他を疑う事、全く無く。
しかし日に日に、昨日出来た事もやれなくなり、義父は介護負担から、苛立ちも増えていくのです。
そんな毎日を繰り返し、ある日のデイサービス利用中の出来事。意識が無くなり、救急搬送されたのです。検査をすると、頭の中血だらけで。
もう手術も出来ない状況で、結局は何も出来ず、亡くなってしまった経験をしているのです。
慢性硬膜下血腫。名古屋に来て2、3ヶ月の事でした。病院で転倒を繰り返していて、その辺りから、検査では気付けない、少しづつ出血は始まっていたのではと聞いた時、そこで大きなため息。
病院の検査で、頭も異常ないと、その言葉に安心し切ってしまった事。その時は異常なくても、名古屋に来ても、頭の検査をしていたら。
救えた命。あの頃そう言った視点で見れたらな。今尚大きな反省。
今回救えた命があったのです。本当良かったなって、幸せな時間。
後輩が担当している、一人暮らしのケース。ケアマネを始めた頃に、私が担当していた利用者さまの奥さま。
これからも、一人暮らしを続けたい。強く強く希望。
しかし今回、慢性硬膜下血腫。手術が出来る状態で、見つけられた事。後輩にその話を聞き、あの日を思い出したのです。
お話をすると、言葉が上手く出なかったり、物忘れをしたり、様子がおかしい時がある。もしもこの物忘れが、高齢だから?一人暮らしで不安増えたから?そんな視点でいた時。状況は変わっていたかもしれない。
何度も転倒し、2度も大腿骨頸部骨折をしているだけに、次転倒したら、頼むからもう施設入所ね。
そんなプレッシャーが飛び交うだけに、転倒へのプレッシャーはとにかく大きくて。
しかし、みんなに隠していた転倒の事実。
こんな変わるかな?
転倒して、頭でも打ってないかな?
そんな後輩のドンピシャな言葉から、大きな不安になり
『実は隠していた事があるの』と一言。
今まで。誰にも言わなかった言葉。言えなかった言葉。
今までは一切隠し続けた事も、ちゃんと聞き出せる信頼関係。担当を信頼しているからこそ。
手術して、しばらく入院してからの、その後の退院。ご本人は強く自宅。今回ばかりは、ご家族は、前回の退院以上に、強く施設入所となるかもしれませんね。
みんなの違った気持ちを一つにする事は、並大抵な事ではありませんが、こんなシーンは、とにかく沢山あるものです。
ひとりで頑張り過ぎてしまうと、追い込まれてしまう事も多々あるもの。困った時に、助けて下さる事業所さんが、沢山いて下さる、この環境。
沢山のアイデアから、一番の笑顔作り。
改めて贅沢な環境だなと、のんびり休日な朝なのでした🥰
最後にそう。今日から、8月が始まりました。夏といえば、笑顔作りと言えば、お笑い写真トーナメント戦
大福杯🏆2020
夏
🏅開幕🏅
現在4名エントリー受け付けております🤣残り5名様、お待ち申し上げております。
あの優勝笑品🏆は一体誰の手に!
乞うご期待です🏅
なぎ