トルコでの大地震のことが連日、テレビやネットで報道されている。
亡くなった方も、19,000人にもなり、今もどんどん増えているとのこと。
地震が起きてまだ数日しか経っていないのに、日本で起きた東日本大地震の時の死者数を超えているみたいですね。
テレビの報道で、地震の時に出産したのか、へその緒に繋がったままの赤ちゃんが発見されて、お母さんは亡くなっていたり。
ビルの下敷きになって、亡くなっているムスメさんの手を握りしめるお父さん。
同じ子供を持つ親として、胸が締め付けられる思いになりますね。
私が生活する愛知県、東海地方も大地震が来る来ると言われて、もう何年か経つんですよね。
色んなところの地震のニュースを観るたびに、そう言えば、この辺も大地震が来るって言われてるな、備えないと、と思う。
でも、なかなか備えが出来ていないのが現状…
いざと言う時に対応出来るようにしておきたい。
備えと言えば、先日車椅子をレンタルされるご利用者さんのところへ行った時の出来事。
歩行が不安定になり、移動することが困難になって来て、家族さんが外出する時の車椅子が欲しいとなり、福祉用具さんに車椅子をレンタルすることになったんです。
費用も安く、一般的によくレンタルされている車椅子を持って来てくださり、早速試しに乗ってみる。
そのご利用者さんはとてもカラダが小柄で、一般的な車椅子になってみると、明らかにサイズが大きくて、自分で車椅子を手で動かそうとすると、ワキが肘掛けに当たってしまい、タイヤに手が届かない。
私も福祉用具さんに、その方が小柄のことも伝えてなかったので、また後日小さいサイズの車椅子を持って来て、合わせてもらうしか無いですね、とお話しさせてもらったら、なんと福祉用具の担当者さんが、
『小さいサイズの物もありますよ』と。
えっ?
『今あるんですか?』
『あるよ』
いつかのキムタクのドラマで出て来た、BARの店長のようなセリフ
そう言って車に戻って小さいサイズの車椅子を持って来てくださる。
持って来てもらった車椅子はサイズもピッタリで、これだとタイヤにも手が届いて、自分で移動することも出来るわ、と。
すると今度は足も動かして移動したいわ、と。
車椅子で座りながら、足を地面について、歩くように動かせば、いい運動にもなるから、
この足を置くステップが取れる車椅子が無いですか?と。
今度は流石に無いだろうなと思っていると、福祉用具の担当者さん
『あるよ』
もーキムタクに見えてくる。
なんて準備がいい人。
すぐに車に戻って、足のステップが取れる車椅子を持って来てくださり、サイズもピッタリ、ご希望の車椅子をレンタルすることが出来ました。
話を聞くと、ある程度今までの経験で、想定して何個か持って来ているとのこと。
備えがすごいですよね。
私も、いつでも
『あるよ』
が言えるようにしないとな、って。
かわ