最近の、お店は色々な物を売るようになった。
一つのお店で、買い物が済んでしまう、そんな便利な世の中。
子どもの頃は、商店街があり『八百屋』『肉屋さん』『魚屋さん』『乾物屋さん』『本屋さん』『酒屋さん』などなど。
商店街は、専門店の集まりだった。
だから、色々と、お店を回らないと、買い物が済ませられなかった。
先週の、日曜日のこと。息子の行きつけの、DVDレンタル屋さんに出かけた時のこと。
二人で店内に入ると、店の中は様変わりしていた。
レンタルの棚以外に、インスタント麺、お菓子、それに紛れて、洗剤などなど・・・・生活雑貨の棚がひしめき合っている。
ヤン、ま~:『ここ、レンタル屋だよね?。」 と目が点に。
そんな、『レンタル屋兼雑貨屋』に再び立ち寄る機会が、今日訪れた。
きっかけは『こんな広告が入ったけど。しってる?。これ、買ってきて欲しいの。』と、母親からの依頼。
『はい、はい』
二つ返事で承諾。目的の物を購入するために出かけた。
依頼された物。それは・・・・。
家庭の台所にある物。
炒め物を作るのに欠かせない。あの・・・・道具。
※料理作りが今一な漢。私はこれで魚を焼く。
そう。 フライパン
レジでお会計を済ませる。
そして、いつものことだが、店員さんに聞かれる。
『レジ袋いりますか?。』
『大丈夫です。いりません。』 いつもの様に、笑顔で即答する。
『本当に、いりませんか?。』と店員さんが、念押しをしてくれた。それでも断った、私。
(『変に心配してくれるんだな~』と、この時は思った。)
店員さんの、心配して、念押しをした理由は、お店を出てから、身を持って思い知る事となる。
『さて、買い物も済ませたから、早く別行動をしているカミさんと合流しよう。』
急ぎ足で、約束の場所に向かう。
でも、何だか、他人の視線が気になる。
『????』 少し、自分を見つめ直してみる。
そして・・・・。理解した。
『これか。』(左手に持つている物。)
『緑のコート姿で、片手にフライパン。』娘の好きな、あのデ〇〇〇ーキャラクターにはお似合いのアイテムだが。
私が持つと、ちょっとばかし、〇〇〇い男に見える。
急に人目が気になり、歩く速度を上げて、お店を後にした。
カミさんと合流して早々に詰問される。『あれ、フライパン買いに行ったんじゃないの?。』
ヤン:『買ったよ。荷物になるから、車に置いてきた。』
カミさん:????。(この旦那、何をしているのだか)
おしまい。
仕事の鞄は、やる気も詰め込んで。少々大き目。 休日は解放感で、鞄無しが多い・・・・ 漢。
ヤンより。