先日のYahooニュースでも載っていたのですが、
東京都大田区を走行中の京急電鉄京急空港線の電車内で、乗客から「刃物を持った男性がいる」と駅員に連絡があった。車内はパニックになり、電車は乗客の非常ボタン通報で緊急停車。
包丁を振り回して、暴れいてる!
刺青が入った人が、包丁を振り回している!
そんな情報が飛び交い、逃げ惑う人たちで一時騒然となったそうなんです。
結局は、寿司職人さんが、お店を退職するために、お店に置いてあった包丁を持ち帰るために、布にくるんで持ち帰っている途中に、
お酒を飲んでいて、電車の中で寝てしまい、体勢を崩した時に、包丁が落ちてしまう。
それを見た周りの人が、騒ぎ始めて、
落ちた包丁🔪 → 包丁を持った人がいる → 包丁を振り回している → 人を刺してる
って始めに見た情報より、人に伝わる時に、いろんな有る事無い事の情報が付け足されて、起きてもないことに、パニックになったそうなんです。
結局は収まってことなきを得たそうなんですが、その現場にいた人たちは恐怖だったと思います。
何が起きているかはっきり分からないけど、必死に逃げてくる人たちがいて、何が起きているか、叫んでいるのを確認したら、包丁、振り回してる、殺人、そんなワードが飛び交えば、恐怖ですよね。
ただ寝てしまい、持っていた包丁が🔪落ちただけなのに。
人の噂や、見たことを伝える時って確かに、見たままを伝えるのって難しいし、見た人の感覚や、価値観、認識が入り、正しくは伝わらないこともありますよね。
過去の武勇伝なんかは、ちょっと大袈裟になったり、よりすごい話に変わっていたり、
すごかったよ❗️ ってことを伝えたい時には、5くらいのことを、6や7で伝えてしまったり、
少なからずあることなのかなって。
人の噂なんて、好きな人もいるので、伝わるたびに、どんどん話が大きくなって、原型を留めてないことなんてよくあること。
仕事でもそうで、分からないことを聞いたり、教えてもらったことで、
これやった方がいいよ。
やらないよりやった方がいいね。
その方が分かりやすいよね。
本来なくても大丈夫なものでも、聞いたり、確認されると、要らないよとは言えず、そんな答えになる。
でも、聞いた人はやった方がいいが、やることになり、それを伝える時には、
これをやるんだよ、となり。
教えられた人は、これはやらないといけないこと、になり。
結局は、要らない書類が、必要な書類になっている。
要らないのに。
伝わる時や、聞いた時の情報って、良くも悪くも、正しい情報じゃないことが多い。
自分で確かめて、本当に必要なことを知ることで、時間も有効に使えますし、
不安がなくなり、自信につながる。
でも、電車で包丁は🔪そもそも怖い話ですね😅
かわ