『あぁこんな声だったな』
久々に大好きな人の声を聞きました。
9年ぶりの再会はツーリングの時だったのです。
みんなでシェアしているオートバイ。
とにかくオンボロ格安な奴。でもそのレトロさがみんなからの人気者。昔懐かしいオーディオはカセットデッキ。
実家倉庫に眠っていたカセットを積んでいるのですが、その中に10分だけのカセットがあったのです。
何なんだろうと聴いていると、ん?親父の歌声。
とにかく演歌が大好きな父親で、いつも自分の歌声を録音して車で聴かされた学生時代。
そんな親父は嫌いでも無く、本当上手いよなぁと助手席で聴いていたのです。
自分が大好き
父親は本当自分のことが大好きなんだと、小さい頃からよく思っていたものです。
結婚披露宴でも司会を務め、沢山の人前で話す親父の姿を見せられて、お前もこうやって人前でマイクを持たなあかんぞと。
そして仲間達を笑顔にせなあかん。
小学生の頃でしょうか。大人になると人前に立ちこうやって話さないといけないのかな。
本当に嫌で嫌で、人前に立てない自分が大嫌いだったのです。
親父の教えは常に男ならマイクを持て。大きなプレッシャーばかりな幼少時代。
自分が大好きな人は、本当人生を楽しんでいるな。みんなを笑顔にしているな。そんな思い出ばかり。
自分を好きになる努力
常に言われた言葉は仲間は大切にしろ。本当仲間が多い親父で、色んな所に色んな仲間がいたのですが、常に企画をしてはマイクを持っていたのです。
人を盛り上げることを毎回見ていたのが、大人はこれが当たり前なんだなと育った自分。
でもどうしても人前に立つのが苦手で、プレッシャーにもなってきたり。そんな自分がとにかくずっと嫌で嫌。
そんな中、同じ誕生日のもりひろと高校時代に出逢う。
彼はみんなからの超人気者。同級生で誕生日が全く同じの彼はとにかく面白くて、お腹抱えて何度も笑ったひとり。
一番影響を受けた時でした。こんな面白い人がいたんだ。しかもみんなを喜ばせて、とにかく誰よりも一番楽しんでいる姿。
これが自分の求めていたやりたいこと。
そこから色んな企画をやり始めたのが始まり。そこから趣味余興として、新たな自分を好きになる発見が出来たのです。
そこから見つけた福祉の仕事。現場でいつも後輩達と楽しすぎた余興の日々。
自分大好き
この方ほんと人生楽しそうだな。そんな方にやり直せるなら何になりたい?
そう尋ねると大半がまた自分がいいと答えるのです。やりきっているからこそ、自分の人生が楽しいのです。自分が大好きなのです。
自分を大好きだからこそ、自分を大切にしているし、周囲も大切にしている方があまりにも多いのです。
父の声
亡くなってから初めて聴いた、親父の歌声。
常に助手席で聴いた親父の歌声。思い出した男ならマイクを持て。
嫌で嫌で逃げてきたこと。でもこの言葉があるからこそ、今こうやって大好きな仕事に出逢えて、何よりも私には贅沢な人ばかりが周りにいる奇跡。
今の時代、沢山画像や音声が残せる時代。でもあの時代なかなか残せなかった思い出。
心でずっと親父は今も生きていますが、久々の親父の声はやはり一気に思い出します。
今生きていたら、カウンターで親父と2人。どんな会話をしたのでしょうかね。
知らないお客様の前で、絶対嫌だと言うのにマイク渡されたカラオケ。
今では奪い取れる勢い😁尾崎豊さんなんて唄わせたら自分に酔える程。親父の血をしっかり受け継いだみたいですね😄
そんな親父は、自分の血を受け継がず拒否して出張。
久々の親父の声。また親父夢の中で👋
本日も笑って笑って👋いってらっしゃいませ👋
モルック優笑宣言14 何でも時間をかけ、共に味わう感情や感動が自分の居心地をよくするのです。常務と社長のチームは話しにくいな。それでは普通。普通は普通しかまっていないのです。
なぎ