20年前の妻との新婚時代。当時中型オートバイの免許を諦めた妻が購入した物は、HONDAのモンキーという50CCの特に小さなオートバイ。
このオートバイを買って、新婚当初のアパートからの通勤に使っていたもの。ギアをチェンジしながら乗れるオートバイを楽しんだ時代。
しかし直ぐに乗らなくなり、走行距離500キロ。保険関係も全て解約し、飾り物として今日まで20年。
すると息子が大きくなったら乗りたいと言う様になり、久々にエンジンをかけて見ると、キックはカチカチ、ブレーキもカチカチ。全てがカッチカチ。
そんな時に、オートバイ仲間でもある前のお宅のおぼっちゃま。出逢った頃、まだ保育園で小さかったおぼっちゃまが、今では成人となり会社勤め。
小さい時からずっと見てきただけに、とにかく可愛らしくて、どんな教育したらこんな素晴らしく育つのだろうと言う程優しさの塊。
そんなおぼっちゃまに、モンキーを修理出来る所を探していると言えば
『そんなのツレと直しますよー』って😄サラリ。何とも頼もしい。
モンキーの鍵を渡しておくと、時間がある度に、今日やりますとラインをくれては、お友達と何度もやってくれて。
お金節約の為に、全て自分で修理をやれる様になったと言うのです。
ブレーキワイヤーは変えるは、オイルも変えるは、タイヤまで変えてしまうは、とにかくイキイキした顔で、彼女さんまで呼んでは、3人で一緒に修理をしてくれるのです。
タイヤも外して、チューブまで自分で変えて。夜遅くまで、若い3人は家の前で田舎の修理工場。
この田舎の修理工場3人の会話を聞いていると、全てが楽しそうなのです。
終わる頃には服や手は油まみれ。
今ではもうしっかりと走るのです。後はウインカーやテールランプがつかないだけ。
振り返ると、自分達でこうやって興味を持ち、やれるかを冒険をする。そして楽しみを探しては、とにかく日が暮れるまで夢中になったもの。
朝まで楽しんだもの。楽しみを見つける事で、疲れも忘れて一日夢中になったもの。知らない事どんどん知りたくて。
遊びの為に夢中に働いて、そのお金で欲しい物がやっと手に入る。
やっと手に入った物をずっと眺めては、心躍らせて。
社会人成り立てで、お金が今より無いからこそ、色んな楽しみを自分達で探した時代。発想も柔軟で、なるほどそうくるのねと。
19歳20歳の若きヒーローが集まる、田舎町の修理工場。その懐かしい会話を聞きながら、やっぱり楽しむ原点はここなんだなと。
青春時代を過ごした同級生と集まると、色んな事調べては、自分達で覚えて夢中に楽しんだ思い出が多いからこそ会話が面白い。
知らない事に、みんながみんな興味津々な時。
自分達で沢山冒険しては、破壊して戻せなくなり失敗の連続。大人になると失敗を恐れて冒険をしなくなる。そこに昔は楽しかったなぁと言う言葉。
冒険心。この原点が改めて大切だなぁと、田舎町の修理工場取材で感じた事🥰
本日も大切な方と、より笑顔多い一日となります様に👋
隠れ疑問 この原付に乗りよく楽しんだもの。しかし原付は何故かよく警察に止められた記憶。遅く帰る仕事帰りなんてすぐ止められる。こんな時間に何してるのですか。これって原付のせいじゃなくて自分のせい?
なぎ