昨日は、包括支援センターが主催する、事例検討会に参加させてもらいました。
コロナの影響で、対面の研修が制限されていて、なかなかみなさんと顔を合わせて、話し合いをすることがなかったので、
久しぶりに対面で話し合いが出来て、やはりリモートで、現地に行く時間が省かれたり、
どこからでも参加できるメリットはありますが、
実際対面して、話し合い出来ると、やっぱり違いますね。
リモートでの話し合いだと、遠隔での対面になってしまうので、どうしても話し合いがうまく行かない、
対面だと、言葉やジェスチャー、相手の熱量なんかも感じられるので、話し合いがどんどん弾んで、グループでの終わった後の一体感がありましたね。
見たり、聞くだけの研修であれば、リモートもいいかもしれませんが、グループワークだったり、話し合いをする研修は、
やはり対面でないと、感じられないものがありますね😊。
事例の内容は、色んなニーズがある利用者さんで、色んなサービスを使っているんだけど、ケアマネジャーがどこまで関わりを持ったらいいか、分からないと言った事例。
ケアマネジャーをやっていると、よくある事なんですよね。
ケアマネジャーさんって、基本的にやさしいかたが多いですし、
介護や看護の世界で仕事をして来ているので、人の為に何かやってあげたい、困っていることがあれば、何とかしてあげたい、
と思う方がほとんどで、初めはそんなつもりではないのですが、
気付いたら色んなことを頼まれて、本来の業務とは違う部分まで動いてしまって、
それが初めはやさしさで始めたことなんですが、続けていくうちに、どんどん負担に変わっていく。
物や機械を相手にする仕事ではないので、当然人なので、24時間、365日変化がある時は分からないわけで、
ケアマネジャーは、夜であろうと、休みであろうと、連絡が取れる体制で、対応できなければダメだ❗️ みたいな風潮というか、
ケアマネジャー本人にも、それくらいの責任感があるんですよね。
でも、ケアマネジャーだって人間です。
休みたい時もありますし、連絡が取れない時だってあります。
夜だってゆっくり寝たいですし、休日は仕事のことを忘れたいです。
旅行先で仕事の電話があると、せっかく現実逃避出来るような、たまの旅行が、いっぺんに現実に引き戻されて、
楽しいはずだった旅行も、楽しく無くなってしまう。
どうしてもケアマネジャーの仕事は、1人の利用者さんを何人かのケアマネジャーで担当するわけではないので、
なかなか現状を他から確認したり、どんな状況になっているのかは、
話してもらわないと分からなかったり、こんな状況なんですが、
って相談されないと分からないことが多いんです。
初めはケアマネジャーさんも頑張ってやっているので、相談することもないのですが、
大概、大変になって来た時に相談されるので、そこから修正していくのは、やって来たことが、出来なくなってしまうこともあるので、
利用者さんにとっては、困ることになってしまうんですよね。
やさしさで始めたことが、結局本人さんを苦しめたり、ガッカリさせてしまうことになってしまう。
ケアマネジャー本人が動かなくても、
ケアマネジャー本人がいなくても、
利用者さん、ご家族さんが困らないように、事業所さんが困らないようにすることが、ケアマネジャーの本来の役目なんですよね。
地域や場所が変わっても、ケアマネジャーの悩みは一緒ですね。
いつもお疲れ様です。
かわ