時間の価値観
物の価値観
お金の価値観
それぞれ価値観は違って当然で自分とピッタリ同じ人
なんて人はそうそういる訳はないと思うのです
でも生涯連れ添う人であったり、近しい関係でいつまでも一緒にいられる人とは少し似たような価値観があるといいのかな、なんて思ったりもします
なぜこんな話なのか
とても素敵なご夫婦の担当となり話を聞けば聞くほど笑顔になるのです
そして会議に出席の誰もが嬉しくなるそんなケアプランとなったから。
私が子供の頃、旅行に行く度に母と祖母が言っていた言葉
『上げ膳据え膳は幸せだわ』
私も妻となり母となり毎日の家事をする中で身に染みて感じる
『上げ膳据え膳は贅沢だな』
簡単な物でも何でもいいんです
帰ったらご飯がある
買い物をしなくても家に帰れる
冷えたビールとおつまみがセット
さらには食後の片付けまでしてもらえる
なんて素敵
でもそんな時間って本当に少なくて。
特に親たち世代なんて今は無き
『男子厨房に入るべからず』
そんな言葉を父も言ってた記憶があるほど家事、炊事は女性の仕事
今回担当させていただいたご夫婦
ご病気が見つかり今まで通りに動けない状態となった奥様
たくさんのお話をお聞きする中で、病気に対しての不安な気持ちを話されることなく
『結婚して50年、初めてこんな上げ膳据え膳の経験ができて幸せだわ』と。
ご主人もそうなんです
『この歳で初めての経験ができててね、ケンタッキーという物を初めて1人で買えたんだよ。』
お2人にとって今回のご病気がマイナスではなくてプラスになったと言われます
旅行が苦手でどこにも行ってこなかったと。
今、施設の個室にいる奥様に会うために通う日々が世界旅行をしている気分なのだそうです
新しい発見
新しい景色
初めて買ったファッション雑誌
2人で食べるケンタッキー
2人で乗り越える壁
何もかもが新鮮で第二の人生を楽しませてもらっているよと。
しかも自転車で30分かけて通う施設までの道中は『フィットネス倶楽部だよね』
本当に楽しそうなお二人をみて
昨日の担当者会議でそんな話をされ
関わる医療、看護、介護みんなが笑顔になる会議
価値観というものは様々なのですがお2人にとって、今が1番贅沢な時間とお金の使い方
となるとインフォーマルはもちろん夫の取り扱い方
そんなこんなでなんと!
名古屋シティマラソンまであと6日
当日ポケットに忍ばせれて直ぐに栄養補給になるようなモグモグアイテムを探し中
何か良い補給剤
ご存知な方は教えてくださいませ
こん