『すごい』
想像以上。このダンスチームが凄かったのです。
今回ネパールのスタッフさん達と、私達ケアマネチームでのダンス対決。
利用者さんのジャッジにて、どちらが良かったか勝敗が決まる。
ここは完全アウェイな場所。そんなことなんかよりも、とにかくやり切ること。どんなブサイクだって、やり切って感動をする。
今回のダンスには、特に強い想いを込めているのです。
チームのみんなにも同じ想いがあるのか、本気だったのです。
ここまで踊れると、本番の達成感が期待出来る。この短期間で、完全にみんなのスイッチが入っている為に、何かを巻き起こすかもしれない。
熱量が生み出すもの
感動って創り上げるもの。
今でもやろうと言われても、一切やらないのはバク転。もう2度としない。
施設さんのクリスマス会に呼んでいただき、バク転を披露することになったのです。
何度も頭から落ちてしまい、ヘルメットの衝撃で、頭には痣だらけ。
そしてもう身体が怖がってしまうのです。
もう普通にバク転が出来なくなってしまったのです。
どうしても、身体が真っ直ぐに飛べないのです。
そして本番までの約1ヶ月、毎晩1人ダンスタジオに通いバク転練習。
毎晩付き合って下さった、インストラクターのヤベッティの想いだったり、何としてでも感動を届けたいとやり続けた想い。
本番前日、ヤベッティがこんなことを言うのです。僕がダメと言ったら、明日はやめてくださいと。
それ程危険な状態と言うこと。頭から落ちた時にどうなるか。
本当にもう身体が怖さを知り、どうにもならない状態。本番当日、最後の補助付きバク転にて判断してもらう。
とにかく失敗だけは許されない。大きな事故にでもなったら大変なこと。
結果ヤベッティは、今のなぎさんのテンションなら大丈夫ですと。
僕に大きな責任があるからこそ、ここまでずっと本気でやってきたと。本番勇気で飛んでください。
とにかく半年かけてやり続けた企画。半年でも最後の1ヶ月は毎日。しかし本番は悲鳴のバク転でした。
本当にもうバク転とは言わないレベルだったのですが、これまでの苦労や、勇気を出して後ろに飛んだ姿が感動を生んだのです。
涙の訳
全然素敵でも無いのに、とにかく感動を巻き起こした悲鳴のバク転。
私は当然、ヤベッティも、そして見て下さった後輩達にまで感動時間。
仕事が辛かったけど、頑張ろうと思えたと言うのです。それはこれまでの努力を見て下さっていたからこそ、練習から本番まで全てがひとつの作品になっていたこと。
いくらブサイクだって、ここまで本気になった時、感動って生まれるのです。
今回、みんなに入ったスイッチ。やりきって、バク転の様に、ずっと忘れない想い出を創っていく。
もう時間はありませんが、毎日の強い想いから人は感動するんじゃ無いかって。
そこにかける想いと、努力の時間により、感動って絶対創り上げられる。
これはダンスに限らず、1年も同じ。
このダンスメンバー全員が、紅白歌合戦が終わり、この1年本当いい年だったなぁと振り返りの時間に、最幸のお酒で酔っていて欲しいのです。
そしてくる年に、夢を共に見るチームと、新たな想いでわくわくして欲しいのです。
練習が終わったのにも関わらず、まだやり続けるチーム。さあ本番に向かって✊
本日も笑って笑っていってらっしゃいませ✊
仕事も家も全てが最悪状態。よく妻が繰り返す、もう2度と戻りたく無い地獄の時間と言う毎日。
なぎ