『モルックマンの撮影、ほんとに出演してもらえますか!?』
おっと、確かに言ったぞ。
小さな約束も大切な約束
楽しい会話の中で、サラリと言った言葉を、くりさんは聞き逃していなかったのです。
と言うのもkeepon763のInstagramで、モルックマンと言うヒーロー?が大活躍している。
スキットルを倒せない選手たちが困っていると、そこに突如現れるモルックマン😏
なんだか安そうなヒーローだがしっかり強い。しかし、そんなヒーローに暗雲漂う展開に。
本気でやっている後輩達。まさにその後どうなるの?という展開。恥ずかしくやっていると、見ている人も恥ずかしい気分になる。
さすがこれまで、介護施設で何度も余興をやってきた力が生かされている。
バカだなぁなんて大笑いしていた時に、サラリとまた出してね~なんて、話の流れに乗っかり言った私。
そこで3日程経過した時に、先程の言葉。
言われた時、真面目な資料をまとめていたのです。完全に温度差が違ったこと。
しかし、こういう一つひとつこそが、信頼に変わる為に、言ったことを守る大切さ。社交辞令では終わらせない。
黒歴史蘇る
もう台本も準備してありますから🥲
出た。台本。とても苦手な言葉。どうしても自分らしく出来なくなるこの台本。自分のやりたい様に出来ないのが台本と言うもの。
昔、恩師がやりたいと言い、ライフセーバーが伝説の人魚を救うと言う劇をやったことがあるのです。
それはそれは、精一杯無理した時間でした。
どうしても台本が頭に入ってこないのです。前夜最後の確認で、1人繰り返し練習していると、寝ていると思った娘が、私を見るなり悲しい顔をした瞬間を、私は見落とさなかったのです。
それはそれは酷い台本でした。ライフセーバーの私が、溺れている伝説の人魚の恩師を、サーフィンに乗り助けに行くのです。
そして海から救い、人工呼吸をすると言う物語。
もうとにかくとんでもない台本だったこと🤭これをアウェイの場所で、どうやろうか。しかも何故かライフセーバーのセリフがあまりにも長い。
恩師の伝説の人魚は、『たすけて~』程度。
もう膨らむ地獄絵図。でもこれまでの余興で決めていることは、やり切ること。
やり切りました。そして人工呼吸をしようとしたその時、溺れて意識無いはずの伝説の人魚は、パッと顔をそむけたのです。
イカン。これではもっとスベると、恩師を咄嗟に抱きしめ、顔を近づけて顔中、恩師の口紅付けにしてやろうと閃いたこと😏
しかし恩師は、絶対イヤだと顔を私から離さないのです。両手の力が本気だったこと。
女性役にも関わらず、完全男の力だったこと。
私としては、顔中口紅つけて笑いを取ろうとしたにも関わらず、伝説の人魚はコイツは本気でやるぞと、とにかく必死で絶対離さなかったこと。更に両手の力は超本気だったこと。
唯一ウケるところも見事逃し、ダダスベりは続くのです。
そんな中、施設スタッフさんの、余興の天才、古澤くん軍団が現れる。助かった。あの子達なら期待出来る。
すると、みんな台本を持って登場するではないですか。
お~い古澤く~ん棒読み~😳もっといつもの勢いできなさいよ。ダダスベリだから、お願いなんか突っ込んで。今よ今。
そして棒読みで帰っていく。取り残される。後ろでは後輩のくりさんと、なべさんも苦笑い。
先輩しんどいっす。聞こえる心の叫び。一気に変えるアドリブの嵐。
これまでにない空気で幕は閉じたこと。そこに恩師の姿はもう無かったこと。一刻も早くステージから下りたかったかもしれない🤭
黒歴史の始まりは、恩師も私も全く消えていない。そんな黒歴史を拭えないまま、私は挑むと決めたモルックマン😱
盛り上げる為
10月12日(日)いよいよ迫って来た、全国モルック選手権大会in千葉。
後輩達はきっと、モルックマンで参戦すると予想。
千葉チームがあまりにも凄いことから、千葉大会は過去1番の参加者の気がします。隠されている為に、分かりませんが、きっとこれまでの中で1番大きな大会に。
そんなモルックを盛り上げ隊。黒歴史が続こうか、言ったことは守る。
例えダダスベりだろうが、やることに大きな意味がある。
台本通りに登場してやろうと思っています。後輩の創る台本が酷かったら、また追加される黒歴史。私がスベッた様に扱われる。
でも約束は約束なのです。例え恥をかこうが、ネタに出来ること。
ありがたい、だいふくの休日です。
本日も笑って笑っていってらっしゃいませ✊
あの鉄板
ネタだけは
入れてもらおう(*’▽’)
なぎ