出逢いで、大きく人生は変わるものです。良い出逢いも悪い出会いも、全ては一期一会。
大切な人との出逢いは、いつまで経っても、最高の思い出として、心に刻まれています。
そんな大切な方の、大切な日
その男との出会いは高校3年生。バックミュージック流しておきますか🥰
あの日あの時、とにかく流行った、尾崎豊さんと共に🤗
その男はとにかく、背が大きくて明るくて、クラスでも目立つ存在。高校生なのに、パーマなのか?それとも天然なのか。
とにかく目立つ男でした。初めての体育の時間、バスケットボール🏀を持って並んで順番待ちしていたのです。その大物は、おっす!てなもんで、バスケットボールを一人ひとりパンチするではありませんか。
自分は来るのを知らなくて、そのボールがみぞおちに入ってしまい、呼吸が出来なくなったのが出逢い。やった本人は知らないんですよね🤣きっと。
誰だ?このヤンチャな男は。でも悪気はあってやってない感じで、出逢ったばかりの、緊張するクラスメイトを盛り上げたかったのでしょう。
そこから意気投合し、よく私の実家に泊まりに来て、私の母親に、くんちゃんくんちゃんと仲良く過ごしたものです。
実家は、高校時代仲間が集まる場所で、毎日の様にみんなでどうでもいい話をしては、母親は色んな食べ物をよく準備してくれたものです。
そして父親が帰ってくると、みんなピシッ!となってね🤣どれだけ同級生が来てても、父はこう言うんです。
おい久志っ!靴揃えなあかんぞ!
友達も、ひさしんち行けば、ぜってー靴だけは揃えろよ。あと挨拶もしような。って。
あそこのオヤジが、靴揃えろって妙にうるせーからよ。そんな感じ。みんなからは、こっそりパンチ君って呼ばれて🤣
勿論その男も、パンチ君と呼ぶ。それはパンチパーマが流行ってた時代。勿論父もパンチパーマだった訳で
でも振り返ると、あの頃家で集まり、父親に恐れていた、親父の年齢こそ、今の私達くらいだったんですね。
友達にも容赦なかった親父。だからこそ、18歳の私達から特に恐れられて。
高校3年生。沢山遊びたくて。禁止されていたアルバイトを毎日学校帰りにしては、6万円のお金を必死に稼いで。
そんなお金を握りしめて、自転車で、行く場所は岡崎の康生という場所。当時は田舎者の私達からしたら、大都会。石田壱成さんが流行った時代で、ピチピチの服を着てはお洒落したものです。
連絡はテレメッセージという、ポケットベル時代。こんな、携帯電話なんかない時代。
でも嬉しくて。ゴロ合わせが得意なのは、このポケットベルのおかげ。公衆電話に、駆け込んでは、またどうでもいい文字を、恐ろしい速さで打つんです。
15文字の数字に思いを込めるのです。
724106→なにしてる
106410→てるして
14106→あいしてる
101010→ただいま
こんな時代。でも嬉しくてね。とにかく青春でした。
みんなが常に集まり、とにかく馬鹿騒ぎ。
そんな仲良しな男でも、高校を卒業すると、なかなか会えなくなり。自分は福祉の学校へ進み、彼は車の道へ。そして私は福祉。彼は自動車整備の仕事に就職。でも福祉2年目の時に、彼は福祉の道に仕事を変えていく。
彼から福祉に興味がある。自分がいた老人保健施設に声をかけて就職。彼が来てからまた楽しくて。事務長さんから、黄金時代と呼ばれた時代🤣またまた高校時代に戻った時でした。遊んでお金をもらっていいの?
そんな毎日。
しかし、彼はデイケアの担当。私はフロアの担当。働き方は違う。夜勤のない彼に対して、私は夜勤もあり。デイケアで目立つ彼。私もフロアで余興ばかりして、男の同僚や後輩達と目立つ方だった様で。お互いがバチバチし始めるのですよね。
ライバル。
熱い彼は、こちらがふざけて話す事が許せなくて。私は私で、なにイライラしてんの?ってな思いだったのでしょうね。会話ゼロ時代。
未だに集まると後輩達は言います。
2人が集まると、怖くてその場所から逃げたかったんですと。本当?そんな冗談みたいな話を、本気でするんです。ネタと思っていますが、でもそれ程まで、周囲はばちばちしていた事を、よく知っていて。
そして、私は25歳で出来たばかりのケアマネに挑戦。そして、人生初めての転職。
ここから、社会の怖さをやっと知る訳で。
今までが学生の延長線。それはそれは、辛い時でしたね。人間関係に身体を壊せた時。これが社会かと。この経験こそが、全て今に生きる訳で。
その男も転職し、同じ様にもみくちゃにされる訳で🤣
あんなばちばちしていた2人が、また何年ぶりに再会するんです。
お互い大人になってました。
でも気持ちはあの頃とおんなじで。
単独居宅が生まれた時
青春時代再び
この出逢いこそ、最高の宝物。
何一つあの頃と変わっていないくて。仲間も集まれば、何一つ変わっていない。ふざけた集まり。朝まで話していられる。そこには心から笑える笑い声。
1年いちねん若者達が経験値を積み、結婚
子供。マイホーム。みんな20代となり。気がつけば夢に向かって、無我夢中に駆け巡る30代。その決まった夢に向かい、固めていく40代。あの若かった若者達は、もういい歳した親父となり。
ジャックナイフだったとんがった若者も、ペーパーナイフとなり。
あの頃、朝まで夢を語った事が、現実に夢中という夢の中に今入れる事。
本当に感謝しています。
大切過ぎる一期一会。
のりさん。誕生日おめでとう。
50[66
464907[1403
31097
1702
76034U2
126
16[10U
なぎ