年齢なんて関係ないを笑明し続ける恩師。
もうバク転やれるよ
胸張って言うこの生き方。
来月3月、尊敬する恩師は還暦。出逢った頃は私と同じ年齢。パワーはあの頃と変わっていないどころか、今のがレベルアップしている。
畳でステージある部屋を予約して、恩師の大ファンを集め、浴衣を用意。
イメージは日帰り温泉同好会。
参加者は必ず全員余興。共同余興はマックス2名。恩師はトリで私がスタート。
私は60周ヘッドスピン。60周ヘッドスピンしながら、お祝いスピーチ。今までのお礼を言葉にするが、逆さまになりスピーチをする。
足に垂れ幕をつけ、恩師が引っ張るとそこには想い込めた書道の文字。そんなスタートでこの企画が始まる。
恩師は言うのです。
バク転をひとりでやらせて欲しい。
はい?せ、せんせ?
え?なんで。僕もうやれるよ。
え?うそだ?
え?なんでよ?
更に恩師は言うのです。来年さ、大きなステージに2人で出るから。
ふふたり?
そう。あなたと。
え?せんせやれるの?
だからなんでよ?
いや、流石に条件をつけさせて欲しいです。
いいよ!分かった。
今回の温泉同好会でのバク転で判断したい。
いいよ。そこで決めてよ。よーしやるか。
来月60歳になる恩師との電話なのです。大きなステージとは、妻がお願いだから出ないで欲しいと無理矢理止められたステージ。
少し喧嘩になりかけたステージ。と言うのもこのステージに出ると、恩師は言うのです。
見ている人も500人。
子供達が無茶苦茶練習したステージ。一番上でも20代。そんなステージに60歳が立とうとしている。
娘に息子に恥をかかす訳にはいかない。それどころか、妻がお願いしますと土下座をするくらい、このステージだけには出ないでくれと言う強烈な圧。
私達お遊戯レベルでは、場を壊してしまう心配をご丁寧にして下さる。
その心配は当たり前の心配で、私もその一人。これが至ってまともな考え方。しかし恩師だけはやっぱり違う。
普通の考えをぶっ壊す生き方。だからやるんだよ。ブレイクダンスを盛り上げるんだよ。
医師試験よりも難しいと言う。今まで何やっても出来た。しかしブレイクダンスが人生で一番難しいと。だからやるんだよと。
で、よりによって選んでくれたステージがこれ。
もっと、ままごとレベルで探してきたらいいのに、ガチンコステージを敢えて選ぶ生き方。
そしてわくわくした顔で言い放った時、私は夢でうなされて、娘がパパ大丈夫?心配した程🤣言った言葉は絶対引っ込めない生き方。度胸が違う。
余興の歴史は誰よりもある私。そんな私が恩師のレベルでは出たくないと言っているのにも関わらず、その当時から僕はあのステージに立つからね。だからやめさない。心で叫ぶ。
恩師にも奥様やお子様がいる。その恥を見せつけてやりたい。しかし一人ダンススタジオを辞めず、やり続ける恩師。
いつも以上に強気な発言。もうバク転やれるよ発言。
今回のジャッジで、恩師の一人畳バク転が成功してしまえば、妻と私2人が合格ジャッジ。そこから始まるガチンコブレイクダンス。いざ、あのステージへ🫵
努力と挑戦し続ける事で、60歳でバク転をする姿を動画でこちらでお披露目。
4月29日バク転披露日。その日から私の考えが大きく変わる日になりそうです。
やはり人生謳歌する人は、考えがとにかく違う。人がやれないならやれるまでとことん極める。恩師が言うのはこれなのです。
貴方にはやり続ける事を教えたい。今回の恩師のバク転は、私の生き方を大きく変える出来事のひとつになるレベル。
そして色んな方の背中を熱く押せる。しかし未だに無理だと思っている私。それ程までバク転の怖さを知っている。経験したからこそあの難しさを知っている。
4月30日に語らせて頂きます。
本日も、大切な方とより笑顔多い土曜日となります様に✊
隠れ初社会人4 何故介護の道を選んだのですか?その質問に対して、おじいちゃんおばあちゃんが好きだったからです。その通り。しかし20歳の私がどこかで、大人達の求める回答に、綺麗に収めてしまった事が嫌だったのです。まだあったじゃんと。つづく
なぎ