テレビを観ていたら、お風呂のお湯を1日では捨てない、と言うお宅が意外に多いことにビックリしました。
もったいないと言う理由で、家族が多くないお宅なんかは、2日目は追い焚きをして入っていたり、入浴剤を入れて誤魔化しているとのこと😅
確かに昔は、私の実家でも、お風呂のお湯を流さずにとっておいて、翌日洗濯をする時に、お風呂の水を使って洗濯をしていましたね。
お風呂のお湯を洗濯に使えるように、水を吸い上げるポンプみたいなのがあるくらいでしたからね。
火事の時や、災害の時に水がはってあると助かるから、お湯を残しておくって言うお宅もありました。
このもったいないと言う考え方は、日本人独特な考え方のようですね。
『もったいない』
を英語や、他言語で表す言葉がないようで、もったいないと言う言葉で、世界に広がっているんだそうですね。
確かに小さい頃から、日本人にはもったいないと言うことを、教えられてきましたね。
食べるものでも、お茶碗に付いているご飯粒1つで、目が潰れるんだよ!残さずに食べなさい!
そんな風に怒られたことがあります。
昔はものがない時代で、食べるものもままならない、着るものや、生活に必要なものがない時代もあった、
それに比べて今はものが溢れかえっていて、ものに対する有り難さや、大切にする思いが薄れてきているように思う。
着るものでも、ひざに穴が空いでも違う布の切れ端を縫い付けたり、靴下に穴が空いても、縫い合わせて、また履いたり、
捨てるのがもったいなくて、なんとかして着てましたね。
最近のテレビを観ていると、大食い番組だったり、辛いものを食べる番組も多くて、
食べるものもない時代には、考えられない番組だと思いますね。
日本で、1日に出る生ごみの3分の1は食べ残しや、余った食材なんだそうです。
今はお金を出せば食べるものでも、着るものでも買える時代。
手軽に買えるものでも、誰かが作ってくれてるから買うことが出来る、
多くの人の協力があるから食べるものにも困ることなく、着る服にも困ることがなく生活できている。
お風呂のお湯を再利用すると言うテレビの番組を観ながら、もったいないを改めて考えさせられました。
どんなことでも、1人では生活や仕事も出来ない、支えてもらったり、協力してもらったり、
食べ物が食べれる、服があって着られる、当たり前ではないと言うことを、意識しないと、と感じました。
『もったいない』
大切にしたい思い。
いい言葉ですね。
かわ