『もういつ死んでもいいかな』
そんな言葉をコロナで延期が続いていた昨年の北海道旅行を終えたあとの訪問時に言われた喜美代さんの一言。
確かに、誰にいつ何が起きてもおかしくないとしたらやりたい事、叶えたい夢をクリアーできたらそれで十分満足と思うのは当たり前かも知れません。
そんな時に娘さんが見て下さった会社ブログ
『これ、私も行けるの?』
そんな喜美代さんの言葉でスタートした今回の企画
とにかく好奇心旺盛な喜美代さんと、楽しい事が大好きでお母さん想いの娘さん
お母さんの一言から始まったそんな娘さんからお母様への『お誕生日🍰プレゼント』
もういつ死んでもいいかな
なんて言っていた喜美代さんですが
『今回の飛行機旅が終わるまでは生きていないといけないね』と嬉しそうな笑顔から4ヶ月。
ようやくこの日がやってきました
搭乗前に今回のルートや所要時間、注意事項などのお話をするのですがここでも即決のお2人
愛知県内を一周→三重県の山を越え→琵琶湖を低空飛行→名古屋駅上空から日没を見る
搭乗時間が長くなるほど体力を使うため、心配をしたのですがそんなことより
『せっかくなら楽しみたい!』
そんなワクワクしたお2人にみんなの心配はまったく不要で約2時間のフライトをしっかりと楽しむ事ができました
たくさんのお話の中でとても印象的だった喜美代さんの一言があって。
『これも運命だから仕方がないでしょ』
脳梗塞の後遺症のあとさらに骨折をした事で歩行ができなくなったとしても、まったく変わらず前向きに人生を楽しむ姿。
ご本人の強さはもちろんですが、そのお母さんを支える娘さんの言葉や行動力があってこその今なんだなぁと。
今回の企画もそうなんです
日本初の試みではないかと言われた小型飛行機に車椅子の方が搭乗するということ。
そんな危ない事はやめた方がいい
もしもがあったらどうするの?
そんな声があってもおかしくないかもしれない中『ワクワクするじゃん😆』って。
そんな挑戦や先頭をきって楽しむ姿にとても力をいただけた時間でした。
そして何よりこのインフォーマルプランは私一人では絶対にできないということ。
喜美代さんが
『行きたい!飛びたい!』と言ってくださったこと。
娘さんが
『母と一緒に最高の時間を過ごしたい!』と決断してくださったこと。
そしてパイロットさん、空港関係者、名古屋飛行倶楽部の方々、そして仲間の力。
この皆さんの大きな力があったからこそ私まで一緒に楽しませていただけた最高の時間でした。
本当にお2人には感謝ですし、支えて下さった関係者の皆さんに感謝ばかりです
介護保険だけでは味わえない景色
介護保険があったからこそ叶えられた夢
来年のお誕生日は何を叶えていこうかな😊
本当にお誕生日おめでとうございます🎂
おおす