『アホな人たちがいるなぁ』
心の底から、とにかく嬉しそうなこの顔して、突然現れたのです。
恵那峡SAでゆうじさん。えーゆうじ?どうしたのっ?
『いやぁ雪降る中に、バイクでアホな人たちがいるなぁと思ってたら、あれナンバーがそうじゃん。絶対そうだわとその後ずっと20キロくらい一緒に走ってたんだよ』と言う。
あーっ。なんか変わった運転する人いたわ。そうそう。みんなも変な人がいるなぁと思っていたのです。
奥様も一緒にいて、温かいものを家族で食べてきた帰りだという。以前奥様より、この人はいつも勝手に写真使うからとご指摘いただいておりますので、ここは特に気をつけて😊
奥様からもすぐ分かったよと。寒そうな姿。本当その通りで、雪はすぐに止んだのですが、とんでもない寒さだったこと。
とにかく予定になかった突然の雪。前が見えなくなるのです。また寒過ぎて怖くてドッキドキ。22歳からのオートバイ経験で初めてのあんな雪の中の運転。
それはアホな人たちと言ってくれる理由もよく分かるのです。
ガタガタ震っている私達の姿を見て、ホットコーヒー片手に、こんな寒い日にあなた達は何やってるのと、とにかく嬉しそうなのです。私たちはぬくぬくとあったかいわよと正反対。
本当車ってどれだけ素晴らしい乗り物か。オートバイ乗った後、特に感じるのです。
気持ちの持ち方
予定に無かった雪。長いトンネルの中で、出口ユキと出てきた時、トンネルを抜けると怖かったこと。
二輪での雪の経験は原付時代にはありますが、こんな重たいオートバイでは未経験。
しかしヘルメットスピーカーから聞こえる言葉。出口ユキの文字を出口ユキさんと言う人の名前にしか思え無かったとその視点。
雪次第では即中止の選択。無茶はしない様に。
すると怖い感覚と言うより、なんだか安心出来る気持ちになっていくのです。
手間こそ感動
無茶をして転倒でもしてしまえば、周囲の方に迷惑をかける為、常に天気予報を見て動いて下さる。
大きな広い道を選んで走って下さる。
必ずと言う程、普段乗っていないオートバイにはトラブルがつきもので、人の優しさがとにかく分かる乗り物。
この写真もひでさんの優しさ。ブログ用で撮してくれたと感じたこと。エンジンがかからなかった為に、ブースターで繋げてエンジンをかける時。
出にくい道ではみんなで押してみたり。1人が困ればみんなで助け合う。寒かったら、みんなでホッカイロや温かいアイテムを準備。
車には無い手間。走り出したら、一切他のことやれない為、乗る前の準備がとにかく多いこと。ヘルメットを被る。グローブをする。服を倍以上着込む。荷物が落ちない様にする。ハンドルロックを外す。スタンドを外す。軽装では無い為に動きにくい。
はあ疲れたと、乗るまでに汗だくの時がある。しかし走り出すと、おかげで快適なのです。手間が教えてくれる感動。
やりきった達成感
とにかく車の時以上に気を遣う乗り物だからこそ、緊張を常にして走る。乗り物全てそうですが、無茶な運転は特に危険な乗り物。
家に着いた時にみんな感じることは、どれだけ車が最幸な乗り物かと言うこと。
しかしその心地良さばかりだと、この手間が欲しくなる。毎日乗りたくは無くても時々手間が欲しくなる。
その時間ってオートバイに限らずなんでも当てはまる。イベントがまさにそう。とにかく準備は増えるし手間も増えるし緊張もする。
準備整いイベントが始まると、みんなの笑う姿から心踊る。そして終わった後の達成感。今回年賀状撮影でもよく似ている達成感。そしてそんな時間の後は、その後の楽しい会話が増える。
ブログで知った、じゅんじゅんとまっつんのマラソン挑戦も、創り上げた身体の準備は長くて大変。普段無い緊張感。走り終わった後の達成感。
その後のお酒なんて、本当よく飲める。それは気分がいいからこそ、身体が求めている。華金時間もまさによく似ている。やりきったからこそ味わえる達成感。
そんな達成感が欲しいからこそ、挑戦が欲しくなる性格があまりにも多い。同じ様な性格が集まるのが楽しい時間。
今回の1泊2日の極寒ツーリング。これまで異常に暖かかった為に油断していたこと。極寒だったからこそ、今部屋の中がどれ程幸せかが身に染みる🥰何よりも安全運転で無事故だからこそ笑えること。
アホな人たちがいるなぁと言ったこの人達も、25年以上前出逢い、同じ様に沢山アホをしてきた人達。
今回もしっかり年賀状笑わせてもらいました。
年齢関係なく、常にみんなで挑戦して走りつづけたいものです。
本日も笑って笑っていってらっしゃいませ✊
年賀状企画の想い14 やりたいはやり続ける。その結果を見せること。その先に見せたい景色があるからこそ、月日かけても見せること。やりもせず文句言う人は何やっても不満を言うのです。その意見は聞き流してみる。年齢なんて何一つ関係なく、あの日の心はみんな持っているからこそ、やり続けること。
なぎ