保津川下りの事故が、ニュースで連日報道されていますね。
亀岡市から嵐山までの、川下りで、舟が岩にぶつかり転覆してしまい、乗客25人は全員救出されましたが、2人の船頭のうち、お一人は亡くなられて、もう1人の船頭さんは、川に流されており、70人の捜査員で探しているけど、まだ行方不明とのこと。
早い発見と無事を祈るばかりです🙏
私も以前、この保津川下りに乗ったことがあるのですが、楽しかった思い出と、船頭さんの舟の操作に惚れ惚れしたことを覚えてますね。
嵐山からトロッコ電車に乗って、亀岡市まで行き、そこから保津川を舟で帰ってくる。
船頭さんが長い棒?でいいのかな?
棒を使って、川底だったり、川にある岩を突いて、舟の向きを変えたり、流れていく方向を操作する。
慣れたもので、長い棒を巧みに使って、大きい岩や、川の曲がったところをクリアして行って、嵐山までの川下りを楽しんだ覚えがある。
今回の保津川下りの事故の船頭さんは、4人乗っており、みなさんベテランの船頭とのこと。
どんなことでも慣れた頃に事故が起きやすいとは言いますが、今回の事故も慣れが引き起こした事故かは分からないが、
慣れから来る失敗はどんな仕事でも、起こり得ることと言うか、大なり小なり必ず起きるものだと思いますね。
私もケアマネジャーになりたての頃は、慎重に慎重に、教えられたこと、気を付けないといけないことを、忠実に守りながら、確かめて、石橋を叩いて渡っていたのが、
少し慣れてくると、石橋を叩かないで渡ってしまうことがあり、トラブルになったり、ご利用者さんにイヤな思いをさせてしまったり、事業所さんにご迷惑をお掛けする事もありました。
色んな制度の説明も、ケアマネジャーのなりたての頃は、1から10まで自分も確かめながら細かいところまで、説明をするのですが、
慣れてくるとその時必要なことを、自分の判断で決めてしまい、その部分だけの説明にとどまり、あとからなんで教えてくれなかったの?! とトラブルになったりすることがありました。
慣れてくると、自分の判断で、
ここはこれくらいでいいだろう、
ここの説明はまだいいだろう、
とどこかで自分の中で決めてしまって、動いてしまい、後で決めたこととは違うこととなり、事故になってしまう。
どんなことでも
『初心を忘れるべからず』
初心だった頃の、気持ちを忘れずに、どんなことでも確かめながら、過信せずに進めていかないと、と改めて感じました。
船頭さんの無事を心から祈ります🙏
かわ