いっぱいのコーヒー。
モルックの試合で、なないろチームさんからいただいたコーヒー。
なないろさんのケアマネジャーさんに、コーヒーのお店を出している人がいるんですって。
今回の大会で、それを聞いた時、まずその事、コーヒーのマスターに会うのがとても楽しみになった。
コーヒー豆も挽いているし、焙煎もしている。彼は言った。
焙煎も?そう、焙煎もだ。
彼の手元にあるケースが目に入った。(夕暮れ)夕暮れと書いたマスキングテープが、無造作に貼られていて、まるで焙煎された豆達が、冬の赤坂のラッシュアワーの様にひしめき合っていた。コンロにポットがおかれていて、並んでいるたくさんのドリッパーからは、コーヒーの臭いが漂ってくる気さえした。
なないろさんにあいさつして、モルックもしないで、いきなりコーヒーを頼むなんて、ずいぶんわびしいじゃないか。それじゃもうモルックをしない、あるいはモルックが出来ない補欠です。って感じになっちゃうだろう。
コンロでポットの湯を沸かす時に、うってつけなのは、モルックだ。一試合終わった彼が
「試合には、出ないの?」
雨の中だ。僕は「これ、ワークマンで買ったカッパなんだ」とはぐらかした。
モルックをやりたけば、やればいいし、やりたくなければ、やらなくてもいい。僕は補欠ーそれ以上でも、以下でもないー。彼らは、ケアマネモルック大会に出ないケアマネジャーは、バイオリンのいないオーケストラみたいなものだと思っているからね。
そんな時、チーム被害者の会から
『ドベ決定戦をやるから、選手交代してもいいよ』
『選手交代』
こうして僕は、被害者の会の選手としてゲームに参加した。寄せ集めのチームメンバーに初めての選手もいる。『コツ?投げるんだよ、投げ続けるんだ。意味なんてことは考えちゃいけない。意味なんてもともとないんだ。そんなこと考えだしたらモルックは止まる、どれだけ馬鹿馬鹿しく思えても、そんなこと気にしちゃいけない。僕の言ってることわかるかな?』結局のところ、初めての選手に救われたんだけどね。ビギナーズラックだったんだ、無欲の勝利。昔だってそうだった。今でもきっとそうだろう。そういうことって変わらないんだ。
苦いコーヒーを飲み干し。
『やれやれ』
村上春樹先生を、参考にモルックでの事をブログしてみました。
ひで
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