カウントダウンなヤン。
昨日書いてなかったからやめてしまったのか?と心で思っていると
自分の人生の転機となった、あの日まで。 昨日であと11日。 今日であと10日。
ホッとした😋
あと10日。明日からいよいよ1桁記念という事で、今日は人生の転機について失礼致します。
人生の転機には、3回大きな転機があるとよく言われたもの。一体どんな人生の転機なのでしょうか。ひとり一人の人生には、それぞれ色んな転機があるもの。
私も最近つくづく感じる事ばかり。人って何があるかなんて分からないなって。
息子が泣いた義母の脳出血の事。その時、妻から聞いた娘の一言が本当にその通りだなって。
『生きていてくれるだけでいい事じゃん』
どんな状態であれ家族は嬉しいもの。でも本人からしたらそれは分からない。
1日1日元気になり、家族は1日でも早く退院出来る日を待ち侘びる毎日🥰
死ぬ事以外、かすり数。そんな言葉に妙に頷けたもの。私の転機はやはり父親の死。
親の死を経験した日から、残されたご家族の気持ちが、とにかく分かる様になったもの。
どんな声をかけていいかまったく分からなかった事も、心から寄り添える。よく思うのです。父からの贈り物だなって。
親父との最大の思い出。骨髄移植のドナーに息子が選ばれて、もう自信しか無くて。これで親父は生きれるぞなんて。
親父の嬉しそうな顔。沢山ありがとなって。
父の仲間達からは、親孝行息子と拍手の嵐。
あの日の自分は、自分の身体が特に大切で、父の命を背負って生きていたもの。交通事故に遭わないように特に気をつけて。
食事管理も、親切にして下さった管理栄養士さんにお世話になり、特に気をつけて。
毎日の運動も子供達が夜中付き合ってくれて。じいじの為にパパいくよって。
なぎちゃん頑張れ、なぎさん頑張っての毎日メール。
父一色の日。恥ずかしい話、とにかく針が苦手な私が、毎日病院で白血球を上げる薬を打たれるのです。
血液も抜かれるのですが、緊張し過ぎると血管が細くなると血管に刺さらないと、何度も困らせた自分の身体。
でも溜息つけば、姉が痛い思いさせてごめんねと、私がやってあげたかったと心配かけるので、弱音は絶対言えなくて。
強い気持ちで望んだ日々。
血管に刺さらなくて、手の甲から抜かれた日もあった程。
それでも父を想えば、何でもして下さいと、両腕注射三昧。1日に4本打たれたり、あれから注射恐怖はかなり無くなったもの。
落ち込む暇なんて無くて、みんなの期待の星。
毎日の注射に、やっぱり弱音を吐きたくても、その弱音が血液に悪いもの混ざるといけないからと、無茶苦茶プラスに切り替えて。そこから大きく変わった物事の考え方。
そして毎日、お父さんの為にありがとうの言葉。
それ程までひとりの命の為に、みんなが自分の身体に期待を込めてくれたのです。そこまで愛されていた親父を知った日々。
そして迎える本番。姉も妻もみんなついて行くわと言ってくれましたが、大の大人がそんなビビるわけねぇよなんて、そんなの余裕だってと強がって見せて。
パパ頑張ってねって、まだ保育園の息子が近付いて来てくれて。その時、パパじいじの為に頑張ってくるね
抱きしめた息子に、やっば泣けてくるとすぐ抱きしめる事を辞めて、サラりと向かった総合病院。
朝から動画やメール。総合病院の駐車場で携帯開いて言葉を見ると、大号泣の大嗚咽。あかん見れんわと。閉じたガラケー。
生きるか死ぬか。凄い戦いの日。この仲間達と作った血を、あの時いの血って名付けて。
ズボン4つあるポケットのうち、ハンカチの入ってない3つのポケットは、頂いたお守りでパンパンで。
神さま喧嘩しないかな。そんな事関係無いくらいに詰め込んで。
でもダメだったなぁ。もがき苦しむ父の姿。あの時のあの言葉が無かったら、今でも悔やんでいたなぁってよく思うのです。
『せがれの血で死ねたら本望です』
『息子の血で死ねたら本望』
せめて70歳まで生きたかった父。63歳の命。生かす事の出来なかった命を、貴方の息子が、貴方の代わりに徹底的に謳歌する。決めた事。
これが私の転機。おかげで色んな事トライして、その都度問題ばかり。でもやっぱり頷ける事。
『死ぬ事以外、かすり傷』
本日も大切な方と、より笑顔多い一日となります様に👋
隠れ物語⑤しかし赤毛ののりは、話したら無茶苦茶いい奴。そこから意気投合。ファッションや異性に夢中時代。高校卒業後も遊ぶ日々。お互い社会人となり、のりは自動車関係。自分は福祉の道へ。そんな時に、のりから一本の電話。ここから第二章の始まり。
なぎ